<大阪杯>ダービー馬は「春に崩れる」?クロワデュノール&ダノンデサイルに黄信号…代わって浮上する“爆穴候補”は
◆春の古馬王道路線で結果を残している馬は
では春の古馬王道路線で結果を残しているのはどんな馬か。それはズバリ、菊花賞を勝った馬である。
菊花賞勝ち馬は、距離的にも天皇賞・春に直結するイメージがあるだろう。実際に、菊花賞馬は2015年以降の過去11年間だけで、天皇賞・春を実に7勝もしている。
一方、菊花賞とは1000mも距離が違う大阪杯でも菊花賞馬は好成績を残していて、G1昇格後は【1-1-1-1/4】と高い確率で馬券に絡んでいる。
今年のメンバーを見渡すと、菊花賞を制した馬は残念ながら皆無。ただし、4年前にアスクビクターモアとハナ差の接戦を演じたボルドグフーシュが出走を予定している。
すでに7歳を迎えたボルドグフーシュは、昨年の大阪杯で0秒6差の8着とまずまずの競馬を見せていた。しかし、その後の3戦はすべて2桁着順と振るわない。
それでも近2走は京都大賞典が0秒6差、前走のアルゼンチン共和国杯が0秒4差と上位とは差のない競馬を続けている。避けたかった道悪もレース当日の天気予報が雨から晴れに変わったことで、この馬にはちょうどいい持久力を生かす馬場に変貌を遂げそう。
奇しくも先週末の高松宮記念は同じ7歳馬のサトノレーヴとレッドモンレーヴがワンツーを決めた。今週も“イクイノックス&ドウデュース世代”の1頭が波乱を起こしてくれるはずだ。
文/中川大河
【中川大河】
競馬歴30年以上の競馬ライター。競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。競馬情報サイト「GJ」にて、過去に400本ほどの記事を執筆。
