大丸心斎橋店 開業300周年 ロングラン企画「ずっと、あきない。」人気は“春のおとな様ランチ”
大丸心斎橋店(大阪市中央区)は2026年、開業300周年を迎えた。


大丸は1717(享保2)年、下村彦右衛門正啓が、29歳の時に古着商「大文字屋」を屋号にした小さな店を京都・伏見で創業した。


その後、1726(享保11)年11月1日に大阪・心斎橋へ出店。呉服店「松屋」として開業し、明治末期に近代百貨店に転換した。昭和初期には全館が完成し、当時最上階にあった大食堂は多くの人でにぎわったという。


1914(大正3)年には大阪で初めてショーウインドーを導入。建築家・ボーリズが設計、1933(昭和8)年に建てられた旧本館は2015(平成27)年から建て替え、2019(令和元)年にリニューアルオープンさせた。現在は多くのインバウンドや若者でにぎわう。

開業300周年を記念し、3月6日から11月26日までの約9ヶ月間、「ずっと、あきない。」をスローガンに特別プロモーションを実施。


いつ訪れても「飽きない」百貨店でいること、これから先も「商い(あきない)」を続けていくという誓いを込め、歴史のバトンを次世代に継承することをコンセプトとした。


3月6日、開業300年を記念したのれんを、心斎橋筋商店街側の中央玄関に掲げた。館内では呉服店として営業していた江戸から明治時代にかけての店先を再現し、チラシや広告などの史料を展示。店を描いた浮世絵のデジタルアートも楽しむことができる。


のれんには、「丸に大」の従来のロゴマークと手塚治虫さんの作品「火の鳥」が描かれた開業300周年ロゴを配した。

ロングラン展開する開業300年特別プロモーション。3月は歴史、6月はアート、9月は文化などのテーマを企画した。


まず最初の企画は歴史展示『ひとます博物館〜ここにしかない百貨の奇跡〜』(4月1日まで)。


1階イベントスペースに江戸・明治時代の“座売り”の店先を再現し、各階エスカレーター前で明治時代にノベルティーとして配布していたすごろくやチラシ、大正から昭和時代の広告ポスターなどの資料を展示する。

全ての展示のうち、スタンプラリーのスタンプが設置されている8か所で、歴史を巡りながらスタンプを集めると、大丸心斎橋店にまつわる特別な絵が完成する。広報担当者は「昔を懐かしんでいただくことはもちろん、新しく店の歴史を知っていただければ」と話す。

また3月31日までの期間限定で、懐かしのお子さまランチを大人向けに仕立てた『春のおとな様ランチ』が登場。


日本の近代百貨店の歩みで、エポックメイキングな賑わいを見せた“大食堂の文化”。

その象徴的メニューのひとつ「お子様ランチ」を、アニバーサリー企画として大人向けにアレンジ。春の食材もふんだんに取り入れた。




子どもの頃ワクワクして食べたお子さまランチを、百貨店の高いクオリティーで大人のためにアップデートした。本館10階・7階・5階のレストランなど計13ブランドが、それぞれ「おとな様ランチ」の一品をもてなす。


〜『春のおとな様ランチ』実施店舗〜
■本館10階
青空blue・赤坂ふきぬき・韓国料理 美菜莉・京都祇園 天ぷら圓堂・季節の贅沢 堺 銀シャリ げこ亭・すし萬・大起水産回転寿司・中国料理 梅梅・日本料理 湯木・ぷれじでんと千房・みそかつ 矢場とん 大阪大丸心斎橋店
■本館7階
TUFFE TERRACE EAT
■本館5階
SALON de thé VORIES


