一撃で流れを変えた。セガサミーフェニックスの醍醐大(最高位戦)が3月17日、「大和証券Mリーグ2025-26」の第1試合に登板。劇的な親跳満でトップ目に立つと、そのままリードを守り切り、今期11勝目を飾った。

【映像】僥倖!醍醐大、嶺上開花で決めた逆転の親跳満

 東場は我慢の展開だった。当試合は起家から渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、醍醐、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(最高位戦)、EARTH JETS・石井一馬(最高位戦)の並びでスタート。東1局では親の白鳥が2000点、東1局1本場では石井が満貫・8000点(+300点)をアガった。東2局、醍醐は鳴きを重ねるも、リーチをかけた渋川が一発ツモ。満貫・8000点を親被りした。東3局、東4局では白鳥が跳満・1万2000点(供託1000点)、4000点(供託1000点)と連続で加点。南1局では石井が4000点を獲得した。

 南2局を迎えた時点で、トップ目は持ち点3万6900点の白鳥。親番の醍醐は持ち点1万3900点のラス目だったが、ここでようやく配牌に恵まれた。南と、ドラの發が対子。醍醐は發をポンして、赤5・7・7・7・7筒によるカン6筒待ちで構えた。その後、2枚目の5筒を引いたタイミングで7筒を暗カン。南と5筒のシャンポン待ちに変化させると、嶺上牌で5筒を引き寄せ、嶺上開花・發・赤・ドラ3の親跳満・1万8000点を成就させた。

 これで一気にトップ目へと浮上。南2局1本場でも混一色・ドラの5800点(+300点)を作り上げ、点差を広げた。南3局1本場では親の渋川がリーチをかけた中、タンヤオのみの1100点(+300点、供託1000点)で局を進行。オーラスでは白鳥が3200点をアガったことで、逃げ切り勝利が決まった。

 試合後、醍醐は親跳満について「あんまり手応えがなかったんですけど、アガれてよかったですね。ラッキーでした」とコメント。2月24日以来、チームとして10試合ぶりのトップに関しては「セミファイナル、ファイナルを戦っていく上で、もうちょっとポイントが欲しいなと思っていました。安心できるトップだったなと思って、嬉しいです」と笑みをこぼした。

 現在、チームは4位。レギュラーシーズンを4位以上で通過すると、セミファイナルシリーズは最終日に打つことができる。醍醐は「それも必要だとは思っている」とひと言。「4位で抜けたいなとは思っています」と告げた。「ギリギリでしたけど、大事なところでトップを取れてホッとしています。今後もまだまだ戦いは続いていきますので、応援よろしくお願いします」。昨シーズンのMVPが目指すのは、もちろん史上初の連覇だ。

【第1試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)3万8500点/+58.5
2着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)2万5500点/+5.5
3着 EARTH JETS・石井一馬(最高位戦)1万8700点/▲21.3
4着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(最高位戦)1万7300点/▲42.7

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)