歩き出しの痛みは外反母趾のせいかも? 靴の着脱でわかる痛みの種類とは【眠れなくなるほど面白い 図解 足と脚の話】
外反母趾の痛みは大きくわけて2種類ある
痛みによって応急処置の方法が違う
外反母趾には、2つのタイプの痛みがあります。2つを見分けるポイントは「くつを脱いだとき」。くつを脱いでも足が痛いか、くつを脱いだら痛みがなくなるかで、どちらのタイプかがわかります。
まず、くつを脱いだ際に足が痛くないときは「摩擦による痛み」です。患部がくつにあたってすれて痛いのですが、この場合は軽度の外反母趾といえます。一方、くつを脱いでも足が痛いときは「関節の痛み(関節炎)」の疑いが。この場合は重度のことが多いので、より注意が必要です。
どちらの痛みかによって違ってくるのが「応急処置」の方法です。摩擦の痛みに対して多くの場 合、幅広のくつに変えようとしますが、これは絶対にNG。くつの中で足が動いてしまい足元が安定せず、余計悪化させてしまいます。応急処置としては、くつにあたる患部に絆創膏やパッドを貼って保護する程度がいいでしょう。
関節の痛みの場合は、歩く前にその場で足踏みすること。そして、そのまま動きを止めず、前へ歩き出してみてください。外反母趾の人はつま先で地面を強く蹴って進むクセがあり、それが関節の負担になります。その場で足踏みすることで蹴らずに足を動かす動作を体で覚え、その感覚のまま歩き出すことができるのです。とはいえ、どちらも応急処置なので一時しのぎ。最終的には、歩き方を改善しないと外反母趾は完治しません。
どうすると痛いのか
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 足と脚の話』著:中島武志

