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 ◇第6回WBC1次ラウンドC組 チェコ0―14台湾(2026年3月7日 東京D)

 チェコは3連敗を喫し、1次リーグ敗退が決まった。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)本大会に出場した前回大会から通算7試合目で初めての零封負け。力を出し切ることはできなかったが、さわやかな戦いぶりは前回大会に続き、日本のみならず世界の野球ファンの心を打った。

 日本愛あふれる選手達が次々とマウンドに上がった。先発・ノバクの後を受け、0―6の3回2死一塁の場面から登板したドゥフェクは手書きの日本国旗を入れたスパイクを着用。0―9の5回2死一、二塁の場面で4番手として登板したフロウフは「力英」と漢字でタトゥーを入れた右腕を全力で振った。

 6日の試合前会見でハジム監督は「3年前にNPB、栗山監督からサポートがもたらされた。何度、感謝を伝えても、伝えきれない。アメリカ、日本のサポートがなければ、ここにいられない。MLBがないとこの大会がない。日本のサポートがあり、彼らのおかげで我々がここにいられる。感謝しかない」と母国の野球を発展させる上での、日米両国の存在に感謝を述べ、主将のムジークは「お寿司、ラーメン、和牛、お刺身、鳥のささみの刺身。京都に行く予定もしています。もちろん、私たちがマイアミに行けなければね」と日本愛を口にしていた。

 チェコがWBC本大会に初出場した前回大会から野球によって、より絆を深めてきた両国。最終戦となる10日の日本戦。1次ラウンド敗退が決まりはしたが、チェコナインは侍ジャパンに3年間の成長を示し、大会を締めくくる。