【AI時代の不正にどう対応?】AI不正使用の入社・入学試験を徹底的に防ぐ─ サーティファイ社長・瀧澤茂が訴える『不正防止策』
「当然カンニングをする人が一番悪いが、AIの発展が急速に進む時代の前提に、不正をさせない仕組みの設計、構造的課題を理解し対策する必要がある」(同)
AIの進化により「人」の重要性が強調される中、企業の最も重要な財産である「人」を、これまでの評価システムでは正しく評価できなくなってきている。不正を働く人間を組織で抱えることは、経営リスクに直結する非常に大きな問題。今後企業は、不正をしない人間をどう評価・選抜するかという視点を評価プロセスに組み込み、アップデートしていく必要がある。
今後同社では、WEBテストの監視だけではなく、顧客の強い要望もあって、次はWEB面接でのカンニング防止策に乗り出す。このWEB面接を監視する「スマート面接」(名称予定)は3月の完成を目指しており、特許も申請中だ。
「人への投資は企業にとって最大の投資であり、経営問題である。当社の仕組みで今起きている社会的な問題を解決できるように持っていきたい。今後は不正を監視するのではなく、正しくやっている人を正しく評価する、あるいはそれを担保する存在になっていきたい」と瀧澤氏。
経営者は採用試験からリスクを背負う時代─。AIが発展していく中で、どこでAIを活用し、どこで人を評価するか。企業はこれまでの評価自体を考え直すべきときにきている。
