Tensor G4搭載で高性能ながら価格を抑えた新スマホ「Google Pixel 10a」が登場!

Googleは18日(現地時間)、同社が「Made by Google」として展開している「Pixel」ブランドの新商品として独自開発したチップセット(SoC)「Tensor G4」を搭載した新しい5G対応スマートフォン(スマホ)「Pixel 10a」を発表しています。Pixel 10aはアメリカなどの1次販売国・地域では2026年3月5日(木)に発売される予定で、すでにアメリカなどでは同社の公式Webショップ「Google Store」では発売に先立って予約注文が受付開始されています。

販売されるモデルは内蔵ストレージの違いによって複数あり、Google Storeにおける価格はアメリカでは128GBストレージモデルが499ドル(約77,000円)、256GBストレージモデルが599ドル(約93,000円)とのこと。なお、日本でも発売されることが案内されていますが、現時点では最新情報を受け取るためのメール登録受付中で、価格はまだ案内されていません。なお、日本で販売される製品は型番「GV0BP」となっており、おサイフケータイ(FeliCa)に対応しています。

また日本の公式Webショップ「Google ストア」にて直販されるメーカー版でオープン市場向けSIMフリー製品となり、日本ではGoogle ストア以外にもNTTドコモやKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」、ソフトバンクの携帯電話サービス「SoftBank」、楽天モバイルからも販売される見込みで、本体カラーは青系のLavender(ラベンダー)およびピンク系のBerry(ベリー)、白系のFog(フロッグ)、黒系のObsidian(オブシディアン)の4色となっています。


Pixel 10aはGoogleが展開するPixelブランドにおけるスマホのうちのフラッグシップモデルに対する廉価モデル“a”シリーズの最新機種で、昨年発売された「Pixel 9a」の後継機種となっており、ここ数年の“a”シリーズはナンバリングが同じ機種と同様のチップセット(SoC)を搭載しながらも価格を抑えた機種となっていましたが、Pixel 10aは昨年に発売されたフラッグシップモデル「Pixel 10」シリーズが搭載していた独自開発の「Tensor」シリーズの第5世代「Tensor G5」ではなく、その前の世代の「Pixel 9」シリーズやPixel 9aと同じく第4世代「Tensor G4」を搭載しています。

また外観や仕様はほぼPixel 9aを踏襲し、背面や側面がフラットで四隅が丸みを帯びた角の洗練されたデザインとなっていますが、Pixel 9aと比べるとリアカメラの出っ張りが完全になくなって背面もフラットになっているほか、画面を覆う強化ガラスがPixel 9aの「Gorilla Glass 3」(Corning製)から「Gorilla Glass 7i」(Corning製)となり、傷や落下に対する耐性が向上しているなど、これまでの“a”シリーズで最も耐久性の高い機種となりました。防水・防塵はPixel 9aに続いてIP68に対応しています。



さらに引き続いてサステナビリティー(持続可能性)を考慮して設計されており、リサイクルされたコバルトやタングステン、銅、金をはじめとした製品の全重量に対してリサイクル素材を36%以上使用し、“a”シリーズの中で最も多くのリサイクル素材を使用して作られ、サテン仕上げの100%リサイクルアルミニウムフレームと81%リサイクルプラスチックを含めたマットで指紋が付きにくいコーティングが施された複合素材の背面パネルを備えています。サイズは約153.9×73.0×9.0mm、質量は約183g。

画面はPixel 9aと同様に上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20.2の縦長な約6.3インチFHD+(1080×2424ドット)pOLED(有機EL)「Actuaディスプレイ」(約422.2ppi)で、さらに“a”シリーズの中で最も明るく、Pixel 9aよりも明るい最大2000nits(ピーク時3000nits)となり、コントラスト比も200万:1に向上し、引き続いて最大120Hzリフレッシュレートや24bitフルカラー(1600万色)、HDR、常時表示(Always On Display)に対応しています。





パンチホール部分には約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)+広角レンズ(画角96.1°、F2.2)のフロントカメラが内蔵され、Pixel 9aに続いて顔認証に対応しているほか、生体認証としては画面内指紋センサーも搭載。内蔵メモリー(RAM)は8GB(LPDDR5X)、内蔵ストレージは128GBまたは256GB(UFS 3.1)、microSDカードなどの外部ストレージスロットは非搭載。リアカメラは以下のデュアル構成で、リアルトーンによって写真や動画ですべての人の肌の色合いを正確に再現し、最大8倍の超解像度ズームや消しゴムマジック、夜景モード、ボケ補正などの機能も利用できます。

・約4800万画素CMOS(1画素0.8μm、1/2型、4in1、PDAF)+広角レンズ(画角82°、F1.7、OIS、CLAF、超解像ズーム最大8倍)
・約1300万画素CMOS(1画素1.12μm、1/3.1型、PDAF)+超広角レンズ(画角120°、F2.2)



主な仕様は5100mAhバッテリーおよびUSB Type-C端子(USB 3.2)、急速充電「USB PD 3.0 PPS」(最大30W)、ワイヤレス充電(最大10W)、NFC Type A/B、位置情報取得(デュアルバンドA-GNSSなど)、近接センサー、周囲光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁力センサー、気圧センサー、ステレオスピーカー、マイク×2、ノイズキャンセレーション機能など。なお、A-GNSSはUSモデルではGPSおよびGalileo、GLONASS、BeiDou、QZSS、その他のモデルではGPSおよびGLONASS、Galileo、Beidou、QZSSに対応しています。

通信面ではWi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.5および5、6GHz)の無線LANやBluetooth 6.0に対応し、携帯電話ネットワークは対応周波数帯が以下のようになっており、各モデルともにSIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズのスロットが1つあるほか、eSIMに対応したデュアルSIMデュアル5Gに対応しています。またPixel 10aは“a”シリーズでは初の衛星通信を利用した衛星SOSに対応しました。

[Pixel 10a - GV0BP (JP)]
5G NR: 1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n26, n28, n38, n40, n41, n66, n75, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 21, 26, 28, 32, 38, 39, 40, 41, 42, 66, 75 / NA Band 2, 5, 12, 25 / EU Band 1, 3, 7, 8, 20, 28
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
NB-IoT: Band 23, 255, 256

[Pixel 10a - G4H7L (ROW)]
5G NR: 1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n26, n28, n38, n40, n41, n66, n75, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 20, 21, 26, 28, 32, 38, 39, 40, 41, 42, 66, 75 / NA Band 2, 5, 12, 25 / EU Band 1, 3, 7, 8, 20, 28
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
NB-IoT: Band 23, 255, 256

[Pixel 10a - GE1GQ (US)]
5G NR: 1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n14, n20, n25, n26, n28, n29, n30, n38, n41, n48, n66, n70, n71, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 17, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 41, 48, 66, 71 / NA Band 2, 5, 12, 14, 25 / EU Band 1, 3, 7, 28
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
NB-IoT: Band 23, 255, 256

OSはAndroid 16をプリインストールし、7年間のOSバージョンアップや新機能「Feature Drop」追加、セキュリティーアップデートを保証。AI機能では「Gemini」が内蔵型AIアシスタントとして提供され、さらに音声を使ってGeminiと対話できる「Gemini Live」も利用でき、自由に会話やチャットができるため、新しいアイデアをブレインストーミングしたり、言いたいことを練習したりするのに最適です。またAI機能によるベストテイクやカメラコーチ、編集マジック、音声消しゴムマジックなども利用可能です。


さらに現時点ではPixel 9aが対応していないiPhoneのAirDropとの連携によるファイル共有機能にも対応しているとのこと。アプリを切り替えずに画面を検索できる「かこって検索」や想像力を駆使して楽しく興味深い画像を作成できる「Pixel スタジオ」などのAIを活用した機能も利用でき、Pixel独自の通話アシスト機能である「代わりに待ってて」や「Direct My Call」、「Call Screen」なども利用できます。

また「デバイスを探す」機能を使って友人や家族と現在地を共有して目的地に安全に到着したかどうかを確認できるようになっています。他にもPixel 10aは最高評価のセキュリティー機能が搭載されており、緊急時には自動車事故検出や盗難防止などの機能も利用できるほか、追加料金なしで「Google VPN」も使え、セキュリティーチップ「Titan M2」と連携して保護を強化してくれます。付属品は1m USB-C - USB-C ケーブル(USB 2.0)およびSIM取り出しツール。






記事執筆:memn0ck


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