鈴木愛理が語る31歳の現在地「常に今日の自分がいちばん良かったと思える生き方」
鈴木:特にないんです。ただ、発言に嘘がないように、というのはずっと思っています。芸能界にいるときれいな発言をしようとしたり、誇張して言ってみたり、あとは求められたことに応えよう、となりがちですけど、1回それをやってしまうと、それをずっと貫かなきゃいけないのかなって感じます。それを貫くのがお仕事の人もいるので、私は、そういう人を逆にすごい尊敬する気持ちもあります。でも、私自身は自分の発言に嘘をつくのがやっぱり無理だし苦手なので、嘘をつかないよう心がけています。いつ自分の発言を振り返っても、その言葉に胸を張れるような生き方をしていきたいなと、特に最近は思いますね。
鈴木:いや、そういうことはありませんでした。「鈴木愛理」という人間自体がたぶんアイドルという職業に向いていたので、アイドルでいる自分に無理はないんです! 天職だなって、グループ時代のある時期から思うようになりました。でも、なんて言ったらいいんだろう。「発言に責任を持とう」って思ったのはソロになってからなんです。ソロになるとひとりの人間として世の中に出て、全部が自分の意思だと思われますから、そこに対してやっぱり責任を持ちたいし、大事に発言していかないといけないなと思うようになりました。応援してくれる方に嘘をつかないでいきたいなと、より強く思っています。
――それだけご自身に強い責任感があると、プレッシャーも相当大きいのではと想像してしまいますが、いかがですか。
鈴木:でも、いつ街中で話しかけられてもこのままなので、すごく「ラクっちゃラク」だと思います。ありがたいことに、マネージャーさんの前でも、本当にリラックスしていられるので、すごくありがたい環境で仕事できてるなと思いますね。
◆逃げ出したくなる瞬間は思いっきり立ち止まる
――ふつうの人は仕事をしていると、つらい気持ちになったり逃げ出したくなる瞬間があったりしますが、鈴木さんはあったりしないのでしょうか。
鈴木:ありますよ〜! 世間の皆さんが思っているような自分じゃないのに、って思うことは、それでもあるんですよ。自分のやっている感じと現在地のギャップに戸惑ったり、悩んだりすることは常にあるんですけど、でもそういうときは思いっきり悩んで立ち止まって実家に帰るとか、思いきって寝るという方法をとるようにしています。あとは、いつかの歌詞の材料になるようにメモをいっぱい取ったり!
――先日、テレビ番組で各グループのアイドルの方がBuono!の代表曲『初恋サイダー』をカバーして話題になりました(注:11月13日放送の音楽番組「ベストヒット歌謡祭2025」にて井上和(乃木坂46)、櫻井優衣(FRUITS ZIPPER)、佐々木舞香(=LOVE)、TSUZUMI(海老原鼓/ME:I)、吉川ひより(超ときめき♡宣伝部)の5人で披露し、話題になった)。ご本人としてはどう感じていらっしゃいますか。
鈴木:いろいろな気持ちがあります。令和になってもあの時代の曲を歌ってくれるのはうれしく思いますし、シンプルに私達が活動していた時代よりも、今のアイドルさんたちのスキルってめちゃくちゃ高いので、どう考えても素晴らしいだろうとのいうのはメンバーを見たときに思いました。むしろ「こんな贅沢なメンバーでやってくれるんですか!? 勝ちじゃん!」っていうのが、私の素直な意見だったので、誰が歌い出しになっても絶対に最高だとわかっているなかで、イコラブの(佐々木)舞香ちゃんが務めてくれてくれたのも最高で、めっちゃ良かったですし、(櫻井)優衣ちゃんは事前に「歌わせてもらいます!」って律儀に連絡をくれていて、すごくリスペクトを感じるパフォーマンスにありがたいなって思いました。いろんなパートを全員分、聞きたかったです!
