Photo: 小原啓樹

え、仕事しながらストレッチしても良いんですか!?

この記事を読んでいるそこのアナタ。そう、アナタです。今はお仕事中? だとしたら、ずっと椅子に座りっぱなしなんじゃあないですか?

かくいうギズモード編集部の面々も、日頃から座りっぱなし。1時間に何度かは椅子から立って体を動かした方が良いと、分かっちゃいるけどなかなかできないものですよね。

…じゃあもし、椅子自身が動いて人をストレッチさせてくれたとしたら?

そんな奇妙な椅子があるわけない、そう思うのが自然です。

Photo: 小原啓樹
Photo: 小原啓樹

しかし! そんな人類の常識を打ち破ったのが、このオフィスチェア「LiberNovo Omni(リベルノヴォ オムニ)」。なんとこの椅子、電動で動くんです。

編集部に持ち込まれたこの椅子を見るなり「運命の出会いだ」と言わんばかりに駆け寄った茂木編集部員。ふだん椅子にずっと座っていると体の調子が悪くなることに悩んでいた彼は、迷いなく「僕に試させてください!」とチェック担当を申し出たのでした。

しばらく使った彼に感想を求めたところ、

いやぁ実際に使ってみたら、もう最高でした。仕事も休憩も、ずっとこの椅子に座っていたいって感じです。

とのこと。いったい何が彼をここまで惹きつけたのか? 詳しく見ていきましょう。

ボタンひとつで、背面にフィット

「LiberNovo Omni」の特徴は、電動による可動ギミック。どこが動くのかといいますと…

Photo: 小原啓樹

こちらの背もたれの部分。なんだかメカメカしいギミックが見えますよね。その名もフレックスフィットバックレストなる仕組みで、ここが動くことで背骨のカーブをサポートしてくれるんです。

Photo: 小原啓樹

左手のアームレストには背もたれを動かすためのボタンが。一番左のボタンを押してみると…

GIF: ギズモード編集部

ピストンが背もたれをグイーっと押し上げる(リクライニング状態で動かしています)。これが5分間続き、体をストレッチしてくれるのです。動いている様子は公式動画も分かりやすいですよ。

また、左矢印(<)ボタンと右矢印(>)ボタンでで背もたれが可動。好きなカーブ具合で止められるので、自分の姿勢にピッタリの背もたれを作れるというわけです。

背面や脊椎のサポートがあると座る姿勢も安定するし、あるいは「ちょっと姿勢を変えたいな」ってときにはカーブを動かしたりと、いろいろな座り姿勢に対応できます

リクライニングと組み合わせて、仕事モードもリラックスも

この電動背もたれの役割は、ただ脊椎をサポートするだけにあらず。「LiberNovo Omni」は4段階のリクライニング(105度、120度、135度、160度)が可能で、それぞれの姿勢に応じた使い方を提案してくれています。

Photo: 小原啓樹

まずは105度。こちらはオフィスワークを主眼とした角度で、ディープフォーカスと呼ばれています。

記事を編集しているときはこの角度ですね。その名の通り集中できます。

Photo: 小原啓樹

次は120度。ソロワークと呼ばれている角度で、やや後ろに倒れてリラックス度が増した状態です。読書や趣味といった、気持ちを落ち着けたいシーンにピッタリ。

僕はアイデアを練りたいときにこの角度が適していました。リラックスし過ぎず、かといって“仕事仕事”していない、絶妙なバランス。

Photo: 小原啓樹

さらに深く沈んで、135度。この角度はソフトリクライニングと呼ばれていて、より休憩に適した姿勢になります。リラックスしながら趣味を楽しむならこれくらい深く座りたいもの。

仕事の合間の休憩時に、動画をザッピングするのに最適ですよ。この椅子、自宅にも欲しい!

Photo: 小原啓樹

そして、最も倒れた状態の160度。スパインフローと呼ばれるスタイルで、もはや昼寝できるレベルのリラックスが得られます。付属のオットマンを使えば、その浮遊感はまるでソファのごとし。

実際、昼寝に使いました。15分寝るだけで、その後の仕事の捗り方が全然違いますよ。

で、この160度の状態でストレッチモードをオンにすると、上で紹介した寝転んだ状態での背面ストレッチができちゃうんですが、これが極楽すぎる…!

腰のあたりがぐーっと押されるんですけど、座りっぱなしで緊張した背中をほぐすには最高のストレッチですね。オフィスチェアなのにマッサージチェアみたいな要素もあって、すごく快適です。好きです。

実際に僕も体験してみましたが、いつの間にか目を閉じてリラックスモードになってしまったほどに心地よい。仕事の合間に座ったままストレッチできるなんて、理想すぎない…?

Photo: 小原啓樹

「LiberNovo Omni」のリクライニング角度をまとめるとこんな感じ。ビシっとした仕事モードから、適度なリクライニング、そしてソファにも似た寝転び感。一台の椅子でここまでのシーンをカバーできるとは、お見事!

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リクライニングは右側手元のレバーで調整。レバーの角度とリクライニングの角度がリンクしているので、操作も直感的ですよ。

構造を見ていきましょう

「LiberNovo Omni」は電動ということで、電源がどうなっているのか気になる人もいるでしょう。大丈夫「有線でコンセント」ではありませんよ。

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USB Type-Cで充電できる、取り外し式のバッテリーが付属(容量2,200mAh、12V)していて、椅子にガチャンと装着するのです。公式サイトによると、ストレッチモードで動かした場合は最大30日、1日に3回程度背もたれを調整するくらいなら最大1年程度もつとのこと。

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頭を支えるヘッドレストは、高さ・角度の調整が可能。スポンと引き抜くこともできるので、あえて外して省スペースに運用するのもヨシ。

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快適さを支える、地味ながら重要なアイテムがフットレストです。やや角度がついているので、自然な角度で荷重を地面に逃がせるよう設計されています。こちらも高さ調整が可能。

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フットレストでありながら、オットマンにもなれるというのもうれしい点。作業中はフットレストとして、リクライニングを倒してリラックスしたい時はオットマンとして、二刀流の活躍が約束されています。

「LiberNovo Omni」は、座面や背もたれ、ヘッドレストまで一貫して、通気性に優れた素材を採用。座ってみると柔らかな抵抗感と程よい包まれ感があり、快適さも申し分なし。背中や腿裏は汗をかくし、通気性は重要。

椅子であり、基地でもあり、癒やしでもある

Photo: 小原啓樹

オフィスワーカーにとって、椅子はベッドに次いで長い時間を過ごす場所といっても過言ではありません。でも、どんな椅子であれ「同じ姿勢で居続ける」のは、やっぱりよろしくない。

「LiberNovo Omni」は、椅子そのものが動くことで体の負担を軽減させるという、コペルニクス的転回をとってきました。しかも背中のストレッチまでできるって言うんですから、あまりにも現代人のニーズを捉えすぎている!

2025年6月にアメリカでお披露目されてから、瞬く間に注目された「LiberNovo Omni」。10月に日本上陸を果たしました。価格はチェア+フットレストで12万5000円。さぁ、仕事場でチェアからマッサージを受ける準備はOK?

Makuakeでチェック

Source: LiberNovo