Steamを運営するValveいわく、Windows標準のタスクマネージャーはGPU処理の一部を補足できておらず、特にゲームの起動時においてGPU使用率を過小に見積もる場合があるとのこと。こうした状況でも正確にパフォーマンスを監視する新たなツールが、Steamクライアントに導入される予定です。

Steam Client Beta - Steamニュースハブ

https://store.steampowered.com/news/group/4397053?emclan=103582791433918461&emgid=514092519218217170

Steam's new Performance Overlay is more accurate than Task Manager, says Valve - GPU utilization monitoring comes directly to Steam in latest client beta | Tom's Hardware

https://www.tomshardware.com/video-games/pc-gaming/steams-new-performance-overlay-is-more-accurate-than-task-manager-says-valve-gpu-utilization-monitoring-comes-directly-to-steam-in-latest-client-beta



複数のプロセスに処理を分割するゲームでは、GPU活動の一部が捕捉されず、特定のワークロードが実際よりも負荷が低いように見えることがあります。

ValveSteamのオーバーレイを刷新し、ゲーム起動中のすべてのプロセスを捕捉してGPU使用率をさらに細かく記録するツールを導入しようとしているとのこと。Valveは「ほとんどのゲームでは最終的なパフォーマンス結果は以前とほぼ同じになりますが、特定の状況ではGPU使用率の数値が現在より高くなります。このツールで、MSI Afterburnerのようなサードパーティーツールに近い値が出るはずです」と伝えました。



新しいパフォーマンス監視ツールはSteamクライアントのベータ版に導入されましたが、さらなるテストのために一度機能が削除されました。

このアップデートは、2025年6月にリリースされたオーバーレイの拡張機能に続くものです。オーバーレイ拡張機能では、ネイティブフレームとDLSS/FSRで生成されたフレームを区別するフレームレベルの詳細表示や、CPU負荷、RAM使用量、クロック速度、フレームタイミンググラフのリアルタイム表示が追加されました。



テクノロジー系メディアのTom's Hardwareは「以前追加されたCPU温度の表示機能も加えると、ValveSteamをゲーマー向けの監視モニターとして位置付けるよう積極的に動いていることが明白です。外部に依存する必要をなくし、単一のソフトウェアですべてのパフォーマンスを監視できるとなると、ゲーマーにとってはゲームチェンジャーとなる可能性があります。これにより、初心者や技術に詳しくないユーザーでもコンピュータの内部動作を確認できるようになります」と指摘しました。