生徒に「死ね」と暴言…「退職届」自ら作り退校促す 陸自、高等工科学校の防衛教官を懲戒処分

生徒に暴言を伴う不適切な指導を行ったとして、陸上自衛隊は30日、陸自高等工科学校(横須賀市)の男性防衛教官(60)を停職10日の懲戒処分とした。
武山駐屯地によると、同教官は昨年3月ごろ、同校を退校する意思を示していた生徒に対し、授業中に「死ね」と暴言を放った上、正規の退校届の書式ではない「退職届」を自ら作って退校を促そうとした、としている。
この授業を同校職員が見学していたことで発覚した。同教官は「私が作った方が本人のためになると思った。深く反省している」などと話している。