おしりのただれ・かゆみにおすすめの市販薬10選【薬剤師が厳選】
おしりのただれやかゆみにおすすめの市販薬の選び方
セルフケアするとはいっても、お尻に使える市販薬というのは意外と種類があって迷ってしまいますよね。ご自身の症状にはどんな薬が合っているのか、お肌の状態に合わせて慎重に選んでいきましょう。
おしりがかゆい・ガサガサな方はステロイド配合/ノンステロイドの炎症を抑える塗り薬
単純におしりがかゆく細菌感染のおそれがない場合、ステロイド配合の塗り薬を選ぶのがおすすめです。
最近のデリケートゾーン治療薬は、粘膜近くにでも使えるステロイドのほか、抗ヒスタミン成分や局所麻酔成分(かゆみを抑える成分)まで配合していることが多く、即効性が期待できて便利です。かゆみが強くかきむしってしまいそうなときは、これらの塗り薬を迷わず使ってください。
ノンステロイドタイプのものも販売されています。おしりがガサガサで不快な場合も、かゆみを伴うなら同様の塗り薬を選択していただくことができます。ガサガサなだけでかゆみがそこまでない場合は、ワセリンやクリームなどで保湿しておくだけでも不快なガサガサ感が緩和する可能性があります。
湿疹・ぶつぶつができる方はノンステロイドタイプのかゆみ/湿疹治療薬
おしりの湿疹・ぶつぶつは何が原因か考えることが重要です。
かゆみを伴う単なる湿疹の場合は、先ほど紹介したステロイド配合の塗り薬などで対応して問題ありませんが、ニキビを含む細菌感染が原因のものにはステロイド外用剤は不適です。誤って塗布してしまうと悪化する可能性もあり、「とりあえず」で塗るのにはリスクが高いでしょう。
かゆみがなく押すと軽い痛みを伴う場合は、ニキビなどの症状を疑ってみてください。
市販の抗生剤の外用薬を使用してみるほか、ノンステロイドタイプのかゆみ・湿疹治療薬を使用して様子を見るのも1つの手段です。市販薬で改善しない場合、皮膚科や肛門科の受診も視野にいれていただきたいところです。
おしりの穴・肛門付近が痒い方はステロイドを含む塗り薬/座薬
肛門の周囲が痒かったり、搔いてしまうことで痛みがある方、また肛門の内側のかゆみや痛みに対して使用できる薬として座薬や注入タイプの塗り薬があります。肛門の外側だけであれば塗り薬でも対応できますが、肛門の内側は自分で塗り薬を塗ることは困難ですので座薬や注入タイプの塗り薬が重宝します。痒みの原因となっている炎症を抑えるステロイドや痒みを麻痺させる局所麻酔成分が含有されている製品が適しています。
事前に予防したい方は皮膚保護薬/保湿剤
特に症状はないものの、「かぶれやすいから予防したい!」という方は、日ごろからスキンケアを行ってみるのはいかがでしょうか。 お風呂上がりのひと手間が、つらいお尻の症状を予防してくれる可能性があります。症状が出ていないのに抗生物質やステロイドを配合した薬は使用する必要はありません。顔に毎日スキンケアをするように、デリケートゾーン周りにも使用できる製品が存在します。
それでは、ここまでの内容を踏まえて具体的にどんな市販薬が適しているのか見ていきましょう。
いずれもおしりの症状・状態に合わせて選ぶようにしてください。悩んだ場合は、薬剤師や登録販売者に相談して選んでみるのもおすすめです。
