『シンデレラ クロゼット』©柳井わかな/集英社

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 7月期のTBSドラマストリーム枠で『シンデレラ クロゼット』が放送されることが決定した。

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 原作は、柳井わかなの同名漫画(集英社マーガレットコミックス刊)。『別冊マーガレット』で2019年7月号から連載が開始された本作は、主人公・春香がオシャレ大学生活を夢見て上京するところから物語が始まる。だが、キラキラした大学の雰囲気に全然なじめず、落ち込む毎日。ある日、憧れの先輩に突然食事に誘われるが、GパンとよれよれのTシャツしか持っていない春香は着ていく服もなく、メイクの知識もゼロ。絶望した時、助けてくれた謎の超絶美女・光。だが、光には“秘密”があった。

 メイクやファッション、憧れの先輩や出会う人たちにも影響を受け、だんだんと自信をつけて輝いていく春香の姿や、そんな春香と向き合う中で想いを巡らせる光の姿が読者を魅了し、電子コミックスでも支持を得て、連載が終了した今もなお多くの読者に愛されている。

 脚本は、『スイートモラトリアム』(TBS系)の加藤綾子、 『初めましてこんにちは、離婚してください』(MBS)の折戸咲月が担当する。

 ドラマ化にあたって、原作者の柳井は、「やったー! 嬉しい!の気持ちの後すぐに、この話を一体どうやって3次元に……?????と正直めちゃくちゃ不思議顔になりました」と驚きつつ、「ドラマ制作の皆様は本当に真摯に取り組んでくださり、『シンクロ』の世界が現実に現れました」とコメント。

 プロデューサーの大高さえ子は、「恋する相手を想う春香と光のやさしく切ない描写がとても素敵で、この作品をドラマ化したらどんな感じだろう……と原作を読みながら想像を巡らせておりました」と実写化の思いを明かし、「キュンキュンな純愛ラブストーリーを、どうぞ楽しみになさってください!」とメッセージを寄せた。

コメント●柳井わかな(原作)ドラマ化の話を頂いた時、やったー! 嬉しい!の気持ちの後すぐに、この話を一体どうやって3次元に……?????と正直めちゃくちゃ不思議顔になりました。作者でも想像つかなかったことを、ドラマ制作の皆様は本当に真摯に取り組んでくださり、「シンクロ」の世界が現実に現れました。読者の皆さんと、新しくドラマから知ってくださる視聴者の方々と、みんなで見られるのをとても楽しみにしています。

●大高さえ子(プロデューサー)恋する相手を想う春香と光のやさしく切ない描写がとても素敵で、この作品をドラマ化したらどんな感じだろう…と原作を読みながら想像を巡らせておりました。好きな人にふさわしくなりたい、変わりたいと願う春香と、春香を好きな気持ちを抑えながら親友として綺麗になる手助けをする女装男子の光が愛おしく、想いが叶うようにと願わずにはいられません。可愛いと綺麗が溢れたこだわりのファッションやメイクも見所のひとつです。キュンキュンな純愛ラブストーリーを、どうぞ楽しみになさってください!

(文=リアルサウンド編集部)