この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

不動産営業担当者の説明、実は「間違っている」ことも少なくありません。元大手マンションデベロッパー出身で、現在は株式会社さくら事務所さくら事務所執行役員CAOを務める辻優子さんは、営業の現場で耳にした「誤ったマンション構造の説明」を多数聞いてきたと言います。今回は、その中でも特に誤解されやすい【5つ】の例を紹介します。

【1】「SRC造の方が強い」は本当?

「SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)だから強い」という説明を受けた方も多いかもしれません。しかし、辻さんによればこれは誤解。「SRC造かRC造かは、建てる時代の技術や建物の高さ・形状による違いであって、構造としての“強さ”に直結するわけではありません」と話します。ゴールの耐震基準は共通なので、構造だけで優劣を語るのはNGです。

【2】「二重天井だから遮音性が高い」は誤解

天井が二重になっているマンションは「音が聞こえにくい」と言われがちですが、これも誤解の一つ。音には「空気伝搬音」と「固体伝播音」があり、特にコンクリート構造では固体を伝って音が響くため、「固体伝播音」は天井を二重にしても遮音効果が高まるとは限らないそうです。「リフォームしやすい」というメリットはありますが、“遮音性”を期待してはいけません。

【3】「杭があるから安心」は一概に言えない

マンションのパンフレットに「深く杭を打っています」と書かれていても、それが“安全”の証とは限りません。「杭が必要ということは、逆に地盤が弱い可能性があるということでもある」と辻さん。浅い場所に強い地盤があるなら、そもそも杭を打つ必要はないのです。

【4】「最上階の下は静か」は落とし穴?

「最上階の下だから静かで安心」という営業トークも要注意です。ルーフバルコニーの真下の部屋では、外だからこその生活音(子どもが遊ぶ音など・屋外用家具の移動音)が響きやすくなることも。特にバルコニーに重いガーデン家具を置いたりする場合は、予想外の騒音に悩まされる可能性もあるため、注意が必要です。

【5】「その壁は抜けません」は本当?

間取り変更を相談した際に「この壁を抜くと耐震性に関わるので無理です」と言われることがありますが、実は多くのマンションでは“軽い壁”であれば取り外しが可能なこともあります。「コンコン」と叩いてみて軽い音がするなら、それは耐震構造とは無関係なケースもあります。ただし、隣戸との間の壁など、消防法上の「耐火構造」が求められている箇所は注意が必要です。

■【まとめ】営業トークに振り回されないために

不動産営業担当者がすべて間違った説明をしているわけではありませんが、「知らなかった」「確認しなかった」で後悔する購入者も少なくありません。株式会社さくら事務所では、こうした誤解を正すために「ホームインスペクション(建物状況調査)」や第三者による専門家相談の活用をすすめています。

マンション購入は一生に一度の大きな買い物。営業トークだけで判断せず、正しい知識と第三者の視点で冷静に判断することが、納得の住まい選びにつながります。

チャンネル情報

マンション管理専門Youtubeチャンネル「マンション買うなら聞いてくれ」です。不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」が運営しています。「管理組合って何?」「規約の意味がわからない」「大規模修繕工事のノウハウ」「長期修繕計画の見直し方法」など、本格的な実務知識まで役に立つ情報を出し惜しみなく公開します!