夏になるとひんやり“チル”なデザートが気になります。注目は、口どけ最高なおとなテイストのアイススイーツ!食感なめらかで香り高いジェラートや心も弾むアイスクリームは、夏を彩るチルスイーツ。今回は心も舌も満たされる、絶対満足できるアイスデザートなどをご紹介します。

『TiTRE』@祖師ヶ谷大蔵

季節を感じられるやさしい味わいにほっとする

パティシエの小山千尋さんが、何よりも大切にしているのは季節感。旬の素材の香りや甘みを楽しんでもらえるお菓子作りを心がけているそう。焼菓子がメインだが、暖かくなってくると始まるアイスクリームにもファンが多い。

メロンアイス 1430円

『TiTRE』メロンアイス 1430円 茨城産アンデスメロンのほか、産地や種類は時期で変わる

3〜4種のスクープアイスのほか、イートイン限定で月替わりのデザートアイスがあり、6月には食べごろを迎えるメロンが登場。自家製ペーストを合わせた爽やかなメロンアイスと生のジューシーなカットメロン、仕上げにコクのある練乳がかけられ、シンプルなのに甘みのバランスが秀逸だ。

果実感が引き立ちながらも、体にスーッとなじむ穏やかな余韻にいつまでも浸っていたくなる。アイスクリームは9月末までなのでお見逃しなく。

『TiTRE』店主 小山千尋さん

店主の小山千尋さん「ささやかな幸せに浸れるお菓子を目指しています」

『TiTRE』

[住所]東京都世田谷区砧7-12-26

[電話]03-6874-9041

[営業時間]11時〜17時

[休日]日〜水(木金土の営業、不定休あり)

[交通]小田急線祖師ヶ谷大蔵駅南口から徒歩10分

『Quat tro Panchine(クアットロ パンキーネ)』 @藤が丘

ここに来ればジェラートがもっと好きになる

「いい食材はそのままで十分だから、ジェラートにする意味をいつも考えています」と店主の磯部さん。

ミントのジェラートは口の中でみずみずしい風味がパーンと弾け、フィオールディラッテは驚くほど甘みが深くまろやか。それぞれの持ち味がより強く引き出されていた。

ジェラートS 2種盛り500円

『Quat tro Panchine』ジェラートS 2種盛り500円(ブリオッシュ 320円、左:フィオールディラッテ、右:チョコラートフォンデンテ) ブリオッシュはしっとりふわふわ。チョコラートフォンデンテは濃厚だが口中でとろける

さらに磯部さんがすごいのは、ジェラートに欠かせない安定剤や乳化剤を使っていないこと。日本人に馴染みのある米粉やこんにゃく粉を用いてなめらかさを表現しているという。また、ジェラートは自家製のコーンやブリオッシュ、ビスケットのほか、ワインやコーヒーに合わせてもOK。

「ジェラートを通してイタリアのバール文化を体感してほしい」という磯部さんの思いがあふれていて、わくわくが止まらない。

『Quat tro Panchine』(左)シェフ ジェラティエーレの磯部浩昭さん (右)焼き菓子担当の建部牧さん

シェフ・ジェラティエーレの磯部浩昭さんと焼き菓子担当の建部牧さん「地元食材のフレーバーも登場します」

『Quat tro Panchine』

[住所]神奈川県横浜市青葉区柿の木台13-3

[電話]045-299-2760

[営業時間]11時〜18時

[休日]火・水

[交通]東急田園都市線藤が丘駅南口から徒歩12分

『Patissiere MAYO flat(パティシエール マヨ フラット)』 @六本木

旬の味わいや香りを重ねたパフェにセンスが光る

お客さんの目の前で仕上げるスイーツとお酒を楽しめるバーとして話題を集めた「パティシエールマヨ」。予約が2〜3ヶ月先まで埋まっている状況が続いているため、もっと気軽に来られるようにと昨年8月にオープンしたのがこのジェラート専門店だ。

トロピカルパフェ 2160円(5月のパフェ、内容は月替わり)

『Patissiere MAYO flat(パティシエール マヨ フラット)』トロピカルパフェ 2160円(5月のパフェ、内容は月替わり) 真ん中に潜むキャラメルジェラートのほろ苦い甘みがアクセントに。3階に設けられたテラス席で食べることができる

今年4月からはジェラートを合わせたこの店だけのパフェが登場し、5〜6月の主役は宮崎マンゴー。トロピカルな甘〜い香りと果肉のねっとりとした食感、柑橘シャーベットやパイナップルのコンポートで夏をイメージさせながら、最後にジャスミンゼリーですっきり締めるつなぎ方のセンスがすばらしい。

「スイーツのアイデアは直観!」というシェフ・宮田真代さんの世界観をふらっと楽しめるなんて嬉しい限りだ。

『Patissiere MAYO flat(パティシエール マヨ フラット)』店主 宮田真代さん

店主の宮田真代さん「パフェはこのあとメロンや桃が登場予定です」

『Patissiere MAYO flat(パティシエール マヨ フラット)』

[住所]東京都港区六本木7-10-2 アートスケープ六本木2階

[電話]なし

[営業時間]14時〜23時

[休日]月

[交通]都営地下鉄大江戸線ほか六本木駅7番出口から徒歩5分

『赤坂おぎ乃 和甘』 @虎ノ門

食事の〆にふさわしいなめらかな舌触りと軽い口どけにこだわり

ミシュランで一つ星を獲得した日本料理店『赤坂おぎ乃』の料理人・荻野聡士さんがプロデュース。会席の最後に提供されているジェラートのレシピを改めて調整し、新フレーバーも仲間入りした。

和ジェラート2種盛り 638円(テイクアウト626円)

『赤坂おぎ乃 和甘』和ジェラート2種盛り 638円(テイクアウト626円) 手前のカップ左:抹茶、右:胡桃、奥のカップ左:黒糖、右:椰子 クルミがごろごろ入って香ばしい胡桃も人気。お腹が満腹でも食べられるように、どのフレーバーも後味は軽やかでさっぱり

本店でも人気の波照間産の黒糖はかすかに感じるほろ苦さがまろやかな甘みのコクを深めている。芳醇な香りが際立つ抹茶は、上質な宇治産が惜しみなくたっぷり贅沢に使われていることを実感できる。お店で毎日焼いている生どらやきも名物で、別々で購入する人が多いそうだが、実はジェラートとも相性抜群!

生どらやきのふわふわの生地がジェラートの冷たさをやわらげ、餡とバターの塩味がアクセントになって美味しさが増すのだ。ぜひ騙されたと思って試してみて。

『赤坂おぎ乃 和甘』店長 須田健人さん

店長の須田健人さん「選び抜かれた和の食材を贅沢に使っています」

『赤坂おぎ乃 和甘』

[住所]東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズステーションタワーB2階

[電話]03-6205-8611

[営業時間]11時〜20時

[休日]無休(ビルに準ずる)

[交通]地下鉄日比谷線虎ノ門ヒルズ駅直結

撮影/西崎進也(TiTRE、赤坂おぎ乃 和甘)、松永直子(クアットロ・パンキーネ、Patissiere MAYO flat)、取材/井島加恵

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