片付かない家で「捨てたら後悔するもの」5つ。思い出のものは、買い戻せないことを考えて
「スッキリ暮らしたい」と片付けをがんばるのはすばらしいこと。でも、勢いで捨ててしまうと「捨てなきゃよかった…」と後悔することも。ライフオーガナイザーの下村志保美さんが、片付けのプロ歴11年、3000軒以上の家を見てきた視点から、「これは捨てる前に考えてほしい」というものを紹介します。

1:思い出が詰まった「手紙や写真」

昔の手紙や家族の写真は、「もう見返さないし」と処分対象になりやすいもののひとつですが、一度捨てると二度と戻りません。
捨てる前に考えたいポイント
・何年か後に見返したいと思うか
・データ化して残せないか(スマホでスキャンも可)
・家族に見られてもいいものか
すべてを取っておく必要はありませんが、大切なものは厳選して残すことをおすすめします。
ただ自分で見返しても気分がよくないものはさっさと処分しましょう。
2:ちょっと高かった「ブランド品やジュエリー」

「もう使わない」と手放した後で、「やっぱり取っておけばよかった」となることが多いもののひとつが「ブランドもの」です。
捨てる前に考えたいポイント
・今後、価値が上がる可能性はあるか
・一時的な感情で手放していないか
・購入金額でもう一度買いたいと思うか
処分すると決めたなら、半年間くらい箱などに入れて別の場所に保管。存在すら忘れてしまうのであれば、手放してOKです。
3:すぐに必要になる「工具や文房具」

ドライバー、ペン、ハサミなど「いつでも買えるから」「こんなにいらない」と勢いで数を減らしたくなりますが、捨てる前にひと呼吸。
捨てる前に考えたいポイント
・似たものをいくつも持っていないか
・その家具「専用」の工具ではないか
・家の中の別の場所で活用できないか
組み立て家具についてくる六角レンチやスパナはほとんどの場合、100円ショップで各サイズがセットになったものが購入できます。
またペンやハサミなどは、リビングだけでなく、洗面所や玄関に置いていても便利なもの。別の場所での活用を考えてみて、それでも多いなら処分しましょう。
4:家族から受け継いだ「大切な品」

自宅の片付けや実家の片付けをする際、人形や置物、着物など、親や祖父母から受け継いだものをどうするか悩むケースも少なくありません。
捨てる前に考えたいポイント
・家族に相談したか
・本当に処分して後悔しないか
この手のものは、そのもの自体の価値も大切ですが、それよりも「想い」の方が重要な場合もあります。それを手放すことで傷つく人がいないかどうかの配慮が必要です。
5:「家族のもの」

自分が片付けモードになっているときは、家族のものに対しても「これ、いらないんじゃないの?」と処分したくなりますが、たとえ共有スペースにあったとしても勝手に捨ててはいけません。
捨てる前に考えたいポイント
・家族に確認をする
・自分の思いを押しつけていないか
たとえ家族であっても親子であっても、人それぞれ大切に思うものは違います。勝手にものを処分することで、家族からの信用を失うような片付けはよくありませんね。
捨てる前に「本当に不要?」と一度考えてみる
片付けは「手放すこと」が大切ですが、「捨てない方がいいもの」を見極めるのも同じくらい重要なこと。
勢いで捨てる前に、「これは本当に手放していいのか?」と考えるだけで、後悔のないスッキリした暮らしにつながります。
気分よい暮らしのために片付けるのですから、片付け自体も気分よく進めたいですね。
