ダウ平均は反落 感謝祭休暇を前に動意薄の中、調整の動き=米国株概況
NY株式27日(NY時間16:20)(日本時間06:20)
ダウ平均 44722.06(-138.25 -0.31%)
S&P500 5998.74(-22.89 -0.38%)
ナスダック 19060.48(-115.10 -0.60%)
CME日経平均先物 37830(大証終比:-270 -0.71%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落の一方、IT・ハイテク株に売りが強まり、ナスダックは一時大幅安となった。明日の感謝祭を前に全体的に動意薄の展開ではあったが、休暇明けの12月のクリスマス相場に向けた調整の動きも出ていたようだ。
この日は第3四半期の米GDP改定値と、FRBがインフレ指標として重視している10月分のPCEデフレータが発表されていた。GDPは個人消費が下方修正されたものの、全体は速報値と同じ2.8%成長となり、力強い米経済を示した。一方、PCEデフレータはFRBが注視しているコア指数が前年比2.8%と前回よりもやや上昇した。
このところ力強い米経済指標の発表が相次いでいることで、FRBは利下げに慎重姿勢になっている。本日の米経済指標はその姿勢を裏付ける内容ではあった。ただ、市場は12月のFOMCについては、利下げを五分五分と見ており、FRBも数字次第でオープンの姿勢を強調している。
本日の数字はその状況についても変化を与えることはなく、12月18日のFOMCの結果発表までに発表になるデータ待ちといった状況のようだ。短期金融市場でも12月利下げの確率は65%程度で前日から変化はない。
「今日のデータは、例えどんな起伏があろうとも、ディスインフレの見方を変えるものではない。しかし、FRBも含め多くは、トランプ次期大統領の関税政策などによるインフレへの政策変更の可能性を考慮して、見通しによりタカ派な理由を探している」との指摘も聞かれた。
11月の取引も今週で終了する。トランプ氏の勝利に株式市場はポジティブな反応を見せ、ダウ平均、S&P500は最高値を更新。トランプ氏が主張している減税や規制緩和が米企業業績を支援すると市場は期待している。
特に、物色の矛先がこれまでの巨大IT・ハイテク株一辺倒から小型株や循環株にまで回っている。関税による貿易摩擦への警戒感はあるものの、この流れは少なくとも来年のトランプ氏の大統領就任まで続くと市場も期待しているようだ。
デル・テクノロジーズ<DELL>が決算を受け大幅安。PC市場の復活の兆しが失速しており、PC事業の売上高は1%減の121億ドルとなり、予想も下回った。投資家の関心を集めているAIサーバーは堅調だったが、直近の株高からすれば物足りない結果だったようだ。
HP<HPQ>が決算受け大幅安。ホリデーシーズンの第1四半期の1株利益の見通しが予想を下回ったことを嫌気している模様で、PC市場の回復が後退していることを示唆している。企業向けのPC販売が予想を下回った。
3Dプリンタ―の3Dシステムズ<DDD>が大幅安。前日引け後に遅延していた7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株損益の赤字も予想以上に拡大した。通期のガイダンスも公表し、売上高と粗利益率の見通しを下方修正した。
クラウドによる給与計算など統合基幹業務システムを手掛けるワークデイ<WDAY>が決算を受け大幅安。通期のサブスクの売上高見通しが下方修正された点が嫌気された模様。
アパレル販売のアーバン・アウトフィッターズ<URBN>が決算を受け大幅高。売上高と利益は過去最高を記録。小売、サブスク、卸売の3つの事業すべてにおける業績の伸びが牽引した。
ダウ平均 44722.06(-138.25 -0.31%)
S&P500 5998.74(-22.89 -0.38%)
ナスダック 19060.48(-115.10 -0.60%)
CME日経平均先物 37830(大証終比:-270 -0.71%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落の一方、IT・ハイテク株に売りが強まり、ナスダックは一時大幅安となった。明日の感謝祭を前に全体的に動意薄の展開ではあったが、休暇明けの12月のクリスマス相場に向けた調整の動きも出ていたようだ。
この日は第3四半期の米GDP改定値と、FRBがインフレ指標として重視している10月分のPCEデフレータが発表されていた。GDPは個人消費が下方修正されたものの、全体は速報値と同じ2.8%成長となり、力強い米経済を示した。一方、PCEデフレータはFRBが注視しているコア指数が前年比2.8%と前回よりもやや上昇した。
このところ力強い米経済指標の発表が相次いでいることで、FRBは利下げに慎重姿勢になっている。本日の米経済指標はその姿勢を裏付ける内容ではあった。ただ、市場は12月のFOMCについては、利下げを五分五分と見ており、FRBも数字次第でオープンの姿勢を強調している。
本日の数字はその状況についても変化を与えることはなく、12月18日のFOMCの結果発表までに発表になるデータ待ちといった状況のようだ。短期金融市場でも12月利下げの確率は65%程度で前日から変化はない。
「今日のデータは、例えどんな起伏があろうとも、ディスインフレの見方を変えるものではない。しかし、FRBも含め多くは、トランプ次期大統領の関税政策などによるインフレへの政策変更の可能性を考慮して、見通しによりタカ派な理由を探している」との指摘も聞かれた。
11月の取引も今週で終了する。トランプ氏の勝利に株式市場はポジティブな反応を見せ、ダウ平均、S&P500は最高値を更新。トランプ氏が主張している減税や規制緩和が米企業業績を支援すると市場は期待している。
特に、物色の矛先がこれまでの巨大IT・ハイテク株一辺倒から小型株や循環株にまで回っている。関税による貿易摩擦への警戒感はあるものの、この流れは少なくとも来年のトランプ氏の大統領就任まで続くと市場も期待しているようだ。
デル・テクノロジーズ<DELL>が決算を受け大幅安。PC市場の復活の兆しが失速しており、PC事業の売上高は1%減の121億ドルとなり、予想も下回った。投資家の関心を集めているAIサーバーは堅調だったが、直近の株高からすれば物足りない結果だったようだ。
HP<HPQ>が決算受け大幅安。ホリデーシーズンの第1四半期の1株利益の見通しが予想を下回ったことを嫌気している模様で、PC市場の回復が後退していることを示唆している。企業向けのPC販売が予想を下回った。
3Dプリンタ―の3Dシステムズ<DDD>が大幅安。前日引け後に遅延していた7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株損益の赤字も予想以上に拡大した。通期のガイダンスも公表し、売上高と粗利益率の見通しを下方修正した。
クラウドによる給与計算など統合基幹業務システムを手掛けるワークデイ<WDAY>が決算を受け大幅安。通期のサブスクの売上高見通しが下方修正された点が嫌気された模様。
アパレル販売のアーバン・アウトフィッターズ<URBN>が決算を受け大幅高。売上高と利益は過去最高を記録。小売、サブスク、卸売の3つの事業すべてにおける業績の伸びが牽引した。
