最高の眺望を望める十国峠のプライベートサウナ付きグランピング 料理も絶品でココは“天空の極楽”か

眺望界の絶対王者・十国峠!
そこに立てば、伊豆、駿河、遠江、甲斐、信濃、相模、武蔵、上総、下総、安房の十の国が一望できることから江戸時代にその名が付いた、驚愕の360度絶景!
そのすさまじさについては、前回のパート1 「眺望界の絶対王者・十国峠を知っているか!?」を、まだ読んでない人はまず今読んでいただきたい!
そんな地でグランピングができる夢のような施設『THE GLAMPING箱根十国峠』を今回はさらに深くご紹介する!
驚愕! プライベートサウナ付きヴィラ
全15棟のヴィラで構成されているこの『THE GLAMPING箱根十国峠』。その中でも今回取材で宿泊した「サウナ付きスイートヴィラ」と「サウナ付き スカイデッキ ヴィラ」(各1棟のみ)は、なんとプライベートサウナが完備されているのだ!
それもプライベートサウナだからって、そのタイプにありがちなふたりでキツキツに入れるようなちっこいサウナじゃないよ。
向かい合ったふたつのベンチは、それぞれ大人が横になってもまだ余裕のある長さ! ようするにふたりで寝て入れる。街のサウナでは禁止されているところがほとんどですが、本来、サウナ室内での理想的なポーズは“横になったポーズ”。それがやり放題!
座った状態なら8人は入れる。入れるんですが、なにしろヴィラの定員が4名ですからね。もう贅沢極まりないサウナ室のスペース!
そしてもちろんセルフロウリュもできる。さらにはサウナ室内に大きくとられた窓からは、またまた見えます絶景の富士山!

セルフロウリュに「ウホウホ」感動しつつ、ダラ〜ッと横になって富士山を眺める。こんなサウナ、ちょっと他にない。
しかし、このサウナ最大の魅力は他にある。水風呂だ!
サウナ室のすぐ外に前室がありまして、そこにはクールダウンできる樹脂イス×2とブランコのように天井から吊り下げられたイス、そして大きめ&深めバスタブがあるんですが、これが水風呂でございます。
その水風呂の水が、この十国峠の水! 『THE GLAMPING箱根十国峠』のキッチンの蛇口を捻ると出てくる水も同じ十国峠の水なんですが、いや〜飲んでものどに染み入るように旨い水なのよ。そんな名水をジャンジャカ注ぎ込んだ水風呂が気持ちよくないワケがない!
その水ならではのちょうどイイ冷たさに肌がキュッと締まった後、体が水に溶け込んでいくような一体感……格別。

水風呂でキュ〜ンと体を冷やした後は、すぐ横のイスで座ってもいいけど、やっぱりオススメはデッキスペースで十国峠に風に吹かれつつ、絶景を見ながらその一部となっていくような錯覚に陥る絶品の外気浴。
その悦楽指数、想像するだけでヨダレ出てくるんじゃないすか?
書き忘れそうになりましたが、バスタブ付のバスルームは全ヴィラに完備しておりますので、サウナが苦手な人もどうぞご安心を!
焼いた 喰った 泣いた! 嗚呼夕食
さて『THE GLAMPING箱根十国峠』には超絶景と並ぶ売りがもうひとつある。
それが料理だ!! さぁ「料理」という単語の登場で、俄然『おとなの週末』っぽくなってまいりました!
夕方5時過ぎ。保冷ケースに入った夕食がヴィラに届けられる。
すでに調理済みの料理。そしてダッチオーブン的な鉄鍋を使う料理(これが2種も!)、そしてなんつったってデッキスペースのBBQグリルで楽しむBBQの食材がドーンと届く。届いた瞬間に、食べる前から、
「あ〜今日の夕食は最高!」
誰もが確信するはずですよ。そのくらい食材だけでグッとくる。

そんな本日の夕食の1品目は「前菜盛り合わせ」。
スモークサーモンやボローニャソーセージ、スモークチーズなどが、田の字型2段の杉の器に盛られとりまして、ハッキリ言う。これだけで白ワイン1本いける。

続きまして、早くも超高級食材の御降臨でございます。「活アワビと相模国(神奈川県)産サザエのロースト」だ!
調理素材も十国峠から見渡せる地域産を使うというこだわりでございますが、活アワビとサザエ。これはもうシンプルにBBQグリルで焼くだけで間違いない! 行く気なら白ワインもう1本いけるなァ。

お次は「フランスの風薫る チーズブイヤベース&リゾット」!
ちなみに素材とは別にブイヤベースのスープといいますかダシも保冷ジャーみたいな容器に入れられて届くし、簡単なレシピも部屋に置いてあるので、その通りに作ればなんの心配もなし。
大ぶりなエビとサーモンは、もちろんその味もたまらんが、その旨みが溶けだしたスープはさらにたまらん。

ちなみにこの料理は最後に残ったスープ(残らなくても追加用のスープも別に届く)でリゾットを作り、締めに食べるという心憎いコース構成。
さっき書いたたまらん魚介旨み染み出すスープを、今度は米に染み込ませて余すところなくいただけるのであった。
そしてこの料理は届いた時から手が込んでたなァ〜、「武蔵国(埼玉県)産 麦豚のフラワー鍋」。
豚の薄切りとニンジンのスライスをロール状に巻いて、鍋の中にキレ〜に並べてあるの。

薄切り肉を巻いて並べてくっていうのは、見た目だけの良さだけじゃなくて、熱も通りやすく、なおかつ旨みが溶け出やすいって効果があると思うんですよね。だから肉と一緒にこのスープをいただけば、口中は豚肉の滋養分溢れる旨みと豚脂ならではの力強さが充満し、これぞ豚味天国!

生きてて行ける天国ってあるんですね……
お待たせいたしました、いよいよメインの登場です。「伊豆国(静岡県)産 静岡そだち サーロインステーキ」!
2人前でサーロインのデッカイのがガツンと1枚やってまいります。これをジュワッと焼く。滴る脂、爆ぜる炎。すぐに漂うステーキの香り! 焼いてるだけでもう最高。

それをレアぐらいでガブッとかぶりつくようにいく……本当に思ったよ。この日まで生きててよかったって。そのくらい、前菜からステーキまでの満足度は度を越していやがる。
さらにデザートもある。「クロッフル」です。クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼く、たしか韓国発祥の話題のハイブリッドスイーツ。
ベリーソースと生クリームもついてくるんで、焼きたてのヤツを自由にトッピングして頬張る。60過ぎのオヤジでも、スイーツ好きの女子の気持ちが判っちゃった気分である。うまいもんは、甘かろうがなんだろうが、うまいもんはうまい。こればっかりはしょ〜がないッ!

そんな前菜からデザートまで全5皿+リゾットをサウナあがりに、酒好きならば一杯やりつつ(30杯くらいいけちゃう内容ですが)堪能してごらんなさいな。あまりの幸せに罰が当たるんじゃないかと、逆に不安になるくらいですよ。
いや、実際酒好きは大量に酒を持ち込んだ方がいい。夜になっちゃうと車以外の交通手段がないから、酒が切れたら辛いよ、酒好きは。
今回の取材ではカメラマンとワタシのふたりで赤白ワインにジン、ウイスキー、そして各種リキュール、割材などクーラーボックス満杯に持ち込んだけどギリギリだったもん。そのくらい呑ませる料理ってことですよ!
ただすでにヴィラの冷蔵庫の中に、アルコールやナチュラルウォーターが数本、宿泊料金に含まれて冷えております。内容はクラフトビールにクラフトチューハイ、そしてナチュラルウォーターがひとり1本ずつね。その分、衛生上、お菓子、ドリンク、アルコール以外の食材の持ち込みは禁止ですのでご注意を。
さ、最後に朝食! とその前に書かねばならぬことがありました。
『THE GLAMPING箱根十国峠』の宿泊者には、すごい特典がありまして、チェックインはパノラマケーブルカーの出発駅でもある「森の駅 箱根十国峠」でするんですが、すると「VIP PASS」というのがもらえるの。
この「VIP PASS」をスタッフに提示すると、チェックイン日〜チェックアウト日は、ケーブルカーの乗車が無料、なんてのは序の口で、「森の駅 箱根十国峠」のショップでは一部の品を除いて10%割引。そして、これが1番すごい特典なんですが、十国峠の展望台にあるカフェ『TENGOKU CAFE』ではソフトドリンクと、なんとなんと&クラフトビールも無料! なんたる太っぱら。

さぁ〜天空でグッスリ寝て、オススメは起きてすぐの朝サウナなんですが、できれば朝サウナ直後に食べるとさらに最高な朝食も手抜きなしでした。
朝8時頃に届いた食材で、これも宿泊者が最終調理を施す朝食は『エッグベネディクト』!
グラスジャーに入ったサラダと保冷ジャーに入った冷製スープもついてまして、セレブがリゾートでいただくようなブレックファストとなっております。

こんな朝食を、デッキスペースで富士山眺めながら食べる。昨日、この十国峠にやってきて、とんでもない絶景を見て、サウナに入って、豪華かつワイルドでもある夕食喰って、飲んで、グッスリ寝たと思ったら、またうまくて洒落た朝食。
こんな極楽がこの世にあったんだなァ〜。
そう思わないヤツいたら、もうそいつ大ッ嫌い!
そんな、車でも公共交通機関でも行ける“天空の極楽”。極楽なのに生きてても行ける。それが『THE GLAMPING 箱根十国峠』。
「ナポリを見て死ね」という言葉がありますが、それよりもワタシは言いたい。
「十国峠に泊まらず死ぬな」と。
■『THE GLAMPING 箱根十国峠』
URL:https://www.pica-resort.jp/hakonejukkoku/index.html
取材/カーツさとう 撮影/浅沼ノア
