日本航空(JAL)とヤマトホールディングスは、2024年4月に運航を開始する貨物専用機の改修作業を、5月8日からシンガポールで開始した。

導入するのはエアバスA321ceo P2Fで、旅客機から貨物機への改修が行われる。改修プログラムはドイツのエルベ・フルクツォイヴェルケ(EFW)に委託し、改修はSTエンジニアリングで行われる。10月下旬にも日本へ輸送する。11月下旬から運航を担うスプリング・ジャパンで運航乗務員の飛行訓練を開始する。3機をすでに受領しており、2機目と3機目はフランスに駐機している。

運航路線は、東京/成田〜北九州〜大阪/関西〜東京/成田間を1日2往復する。最大搭載重量は28トンで、メインデッキにAAYコンテナを14台、ロワーデッキにAKHコンテナを10台搭載できる。