ミッドハイタブレット「Galaxy Tab S6 Lite」が日本投入へ!

電気通信端末機器審査協会(以下、JATE)は16日、日本の電気通信事業法に基づく技術基準適合認定認証(いわゆる「技適」)における端末適合認定機器の「令和5年4月16日〜令和5年4月30日 認証」を公開しました。認証された機器の一覧にはSamsung Electronics(以下、Samsung)の日本未発売な型番「SM-P613」が2023年4月25日(火)に通過したことが記載されてます。

このSM-P613は型番からミドルハイレンジクラスのAndroidタブレット「Galaxy Tab S6 Lite」の2022年モデルであることがわかります。認証番号は「D23-0063001」。そのため、同社の日本法人であるサムスン電子ジャパンが新たに日本市場にてGalaxy Tab S6 Liteを発売する準備を進めていると思われます。

日本では昨年に同社が展開する「Galaxy」ブランドにおけるAndroidタブレット「Galaxy Tab」として「Galaxy Tab S8+」および「Galaxy Tab S8 Ultra」が久しぶりに発売され、その後も今年に入ってから高耐久モデル「Galaxy Tab Active4 Pro」が発売されており、少しずるラインナップが増えている状況となっているため、より購入しやすいGalaxy Tab S6 Liteが日本でも投入されることになりそうです。


Galaxy Tab S6 Liteは海外では2020年に発売され、その後、同じ製品名でスペックを刷新したモデルが2022年5月に発売されており、今回、日本で発売される可能性が出てきたのではこのうちの2022年に発売されたモデルのWi-Fi版「Galaxy Tab S6 Lite (2022) Wi-Fi(型番:SM-P613)」となります。

ディスプレイはアスペクト比3:5の約10.4インチWUXGA+(1200×2000ドット)TFT液晶を搭載し、画面占有率は約81.6%となっており、無難な10インチAndroidタブレットといったところで、欧州では400ユーロ(約60,000円)で販売されているため、これまで日本で発売されたGalaxy Tab S8+やGalaxy Tab S8 Ultra、Galaxy Active 4 Proがともに10万円を超えているのでより安価となると思われます。


主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 720G(型番:SM7125)」(オクタコアCPU「2.3GHz Kryo 465 Gold×2+1.8GHz Kryo 465 Silver×6」、Adreno 618 GPU)および4GB内蔵メモリー(RAM)、64GBまたは128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、7040mAhバッテリー、急速充電(最大15W)、USB Type-C端子(USB 2.0)、3.5mmイヤホンマイク端子、ステレオスピーカー。

また音響面ではAKGによるチューニングが施されているとのこと。通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHzおよび5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.0、センサー類は加速度センサーや近接センサー、ジャイロスコープに対応し、位置情報取得(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)やANT+にも対応。カメラは約800万画素CMOS(1/4.0型、1画素1.12μm)+広角レンズ(F2.2)のリアカメラと約500万画素CMOS(1/5.0型、1画素1.12μm)+広角レンズのフロントカメラを搭載。


外装はディスプレイは強化ガラスで覆われ、側面フレームや背面パネルはアルミニウムを採用しており、サイズは約244.5×154.3×7mm、質量は約465g、本体色はChiffon PinkおよびAngora Blue、Oxford Grayの3色展開。またSペンによるペン入力もサポート。OSは海外で発売されたときにはAndroid 12をプリインストールしており、現在はAndroid 13が提供されています。

記事執筆:memn0ck

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