【警告】横浜FC=サウロ・ミネイロ(40分)、林(58分) 札幌=荒野(38分)
【退場】なし

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 Jリーグは4月29日、J1第10節の横浜FC対北海道コンサドーレ札幌を開催。後者が4―1で逆転勝利を収めた。

 開始早々、横浜FCがスコアを動かす。1分、サウロ・ミネイロのクロスを相手がクリアし損ねたボールを、近藤友喜が右足で押し込んで先制点をゲットした。

 対する札幌は、39分に浅野雄也が左足でミドルシュートを決める。さらに、45+1分には、CKの流れから浅野がペナルティエリア手前で左足を振ると、相手GKに弾かれたボールを小柏剛が押し込んだ。2−1で、札幌が逆転に成功して前半を終えた。

 後半、札幌が追加点を奪う。60分、コンビネーションで相手守備陣を崩すと、浅野がこの試合の2点目をゲット。さらに、90+4分には金子拓郎の突破を起点に、田中駿汰がダメ押しの4点目を決めた。

 そのままタイムアップとなり、札幌が3戦ぶりの勝利を挙げた。一方、横浜FCは開幕から未勝利となっている。
 
▼横浜FCのチーム採点「5」
 開始わずか38秒で近藤が先制点を奪い、絶好のスタートを切ったなかでの大敗。開幕10戦未勝利、非常に厳しい結果となった。

 試合後に、両指揮官や選手が強風に苦しんだと振り返った一戦。風下だった前半は、相手がロングボールを主体に攻め込んできたが、防戦一方という訳ではなく、両CBのンドカ・ボニフェイス、吉野恭平を中心にはね返していた。それでも、不運もあり前半のうちに逆転されてしまう。

 風上となった後半は、攻勢を仕掛けるなかで、58分にはS・ミネイロのシュートがクロスバーに阻まれる場面もあり、チャンスを決め切れず。その直後には失点。サイドを起点に攻撃を試みたが、決定機は作り出せなかった。

 決して一方的に押し込まれた展開ではなかったが、スコア上では完敗。チームの勢いのなさを感じざるを得ない一戦となってしまった。
 
▼横浜FCの出場16選手&監督の採点・寸評

[スタメン]
GK:スベンド・ブローダーセン|採点5.5/ビッグセーブもあったが、失点の場面では真価を発揮できなかった。キックミスを連発したが、強風のため、やむなしだった。

DF:岩武克弥(82分OUT)|採点6/本来のCBでなく右SBで出場。浅野や菅ら、相手のアタッカー陣と渡り合い、守備面で貢献した。

DF:ンドカ・ボニフェイス|採点5/身体を張った守備で小柏や中島を封じ込めたが、強風の影響か1失点目では、まさかの転倒。4点目の場面では、何とかクリアしたかった。

DF:吉野恭平|採点5/高さで相手攻撃陣を上回り、ロングボールにしっかりと対応。一方、60分の3失点目のシーンで小柏に振り切られたのは、痛かった。

DF:林幸多郎|採点5/相手攻撃陣のキーマンの一人である金子との対決で奮闘。総走行距離はチーム最長で、攻守に積極的なプレーだったが、失点シーンでは寄せたかった。

MF:ユーリ・ララ(60分OUT)|採点6/守備では相手アタッカーを封じる対人と、豊富な運動量で広範囲をカバーした。攻撃では積極的に前進した。

MF:三田啓貴|採点6/持ち前の高いキック精度を活かして、再三、ロングパスで打開を図った。25分には、相手GKのビッグセーブに阻まれたが、直接FKでゴールに迫った。

MF:近藤友喜(70分OUT)|採点6.5/開始早々にJ初ゴールをゲット。ドリブルなどでキレのあるプレーを連発して、58分には見事なスルーパスで決定機を演出した。

MF:山下諒也(60分OUT)|採点6/前半は、左サイドを何度もドリブルで突破して、チャンスを作った。一方、後半は58分に惜しいシュートもあったが、全体的には存在感を示せなかった。

FW:小川航基|採点5.5/ポストプレーや低い位置でのパス回しで攻撃の起点となった。あわやPKの場面もあったが、決定機を作り出すプレーは見せられなかった。