舞台『画狂人 北斎』を手掛けた宮本亞門…「この作品には、老害や終活っていうものは無い。ポジティブなこと、みんなどう生きるかがテーマ」
本作は、浮世絵師・葛飾北斎と娘・お栄の親子関係を軸にしたもの。そこでは、有名高貴な画家という観点ではなく、そこら辺りにいる変なおっさんというおもしろ目線でも北斎をとらえていて、お栄を始めとする北斎に圧倒的な影響と受けた江戸、そして、現代の人間たちの人生模様も届けられる。
宮本氏は「この作品には、老害や終活っていうものは無い。ポジティブなこと、みんなどう生きるかがテーマ。素晴らしいじゃないですか」といい、観客に届けたいものを強くアピールした。
葛飾北斎は変人と評価され、当時ではあり得なかった90年という長き人生。北斎を演じる西岡は「自分の人生がこれでイイなんて諦める必要は無いです」と共感しつつ「もし、リタイアして何もやることないと思っている方が見に来てくださったなら、俺も何かあったかもしれねえな、ちょっと探してみようとキッカケになるかもしれません。残念ながら肉体は、どんどん朽ち果てていくわけですが、もう本当に最後死ぬまで、前向きになって倒れていきたいと、私も影響を受けています」としみじみ語っていた。
舞台『画狂人 北斎−2023−』は、ここ墨田区のプレビュー公演(2月2日、2月3日)を皮切りに、札幌、京都、広島、石川、大阪(枚方・池田・吹田)、鹿児島、福岡、秋田、長野を経て、東京凱旋(3月22日から26日)の紀伊國屋ホールまで、約2か月間に渡り、全国13カ所25回公演を実施する。
▼ 『画狂人 北斎−2023−』プロモーション映像
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