蔡総統、台湾海峡の平和は「共同責任」 新年の談話、中国に呼び掛け
蔡総統は、昨年8月に中国軍が台湾周辺で実施した大規模な軍事演習に触れ、世界が注目した一方で、台湾は落ち着いて対応したと指摘。「世界に台湾のしたたかさと自由を守る決意を示すことができた」と語った。
▽「中国軍の軍事行動は平和につながらない」習近平氏発言受け
中国の習近平国家主席は12月31日、新年の演説を行い、台湾については従来よりトーンを落とし、「両岸(中国と台湾)は一つの家族」などと述べるにとどめた。
これについて記者からコメントを求められた蔡総統は、習氏が厳しい表現を用いなかったことに触れつつ、台湾周辺での軍事行動は「両岸関係の促進に寄与しなければ、地域の平和と安定にもつながらない」と指摘した。
その上で、経済情勢の変化に各自対応しつつ、台湾海峡や地域の平和と安定を守る義務を共に果たすべきだとした。
(陳俊華、葉素萍/編集:楊千慧)
