石川遼はショートゲームで何とかバーディを重ねた(撮影:岩本芳弘)

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<HEIWA・PGMチャンピオンシップ 3日目◇29日◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)◇7039ヤード・パー70>
4試合ぶりの週末に進んだ石川遼だが、4バーディ・1ボギーの「67」と急浮上とはならず。トータル7アンダーは23位タイ。「なんとかやっているという感じ。きっかけはつかめそうだったけど、自分のやりたいことをやりきれていない」と、課題の残るムービングサタデーとなった。
前半は5番パー5と8番パー3でバーディを奪取し、後半に入っても10番でいきなりスコアを伸ばすと、14番でももうひとつ。27位タイからスタートしたが、上位陣の伸ばしあいにしっかりついていった。
だが、そのバーディの“内容”は納得できるものではなかった。「ショートゲーム、ウェッジの100ヤード前後、パッティングでバーディを獲っていく、という感じでしたかね。ちょっとあまりロングゲームが良くない」。目下の課題として挙げている“ロングゲーム”でのスコアメイクに苦しんだ。
特に、上がり3ホールはその課題が顕著に表れた。この日2番目に難易度が易しい16番パー5は、「めっちゃ良い」ティショットをフェアウェイセンターに運んだものの、ユーティリティでの2打目が「入れちゃいけないバンカー」につかまりパー。184ヤードの17番パー3は「7番アイアンで打ってのボギーは、正直言って痛い」と、この日唯一のボギーを叩いた。
そして最終18番パー4は右のラフから「ダフって、35ヤードくらいのアプローチを2メートルオーバーして、それを入れて」というやっとのパー。「ボギーボギーボギーみたいな内容の上がりなので…。あまり気持ちよくはないですね」と、後味の悪い締めくくりとなってしまった。
それでも、ロングゲームに関しては、長い目でみれば成長もある。「良かったり悪かったりの繰り返し。自分のなかではコツコツ積み重ねて、波があったりしますが、いまのほうが良くなっている。スイングの形的にも、かなり見違えるような、着実にいい方向に行っているなというのはあります」。三歩進んで二歩下がるように、ちょっとずつプラスを積み重ねながら、毎試合、毎プレーで成長していると実感する。
久々となる日曜日のプレー。上位勢とは大きく離されてしまってはいるが、「67」「69」「67」というこの3日間を上回るビッグスコアで追撃したいところ。「きのう終わった後の練習場で、こういう風に打ちたいな、という感触は出始めている。これを練習して、あすはちょっとでもいいショットを増やしていきたい。引き続きショートアイアンとパッティングで、バーディチャンスを生かしていければ」。内容を重視しながらも、最終日の“一歩”は大きな前進にしたい。
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