通信制高校「N/S高」の生徒たち、2時間に渡り「野党3党の代表」とトークセッション
政治部における方針では「特定の主義主張を学ぶのではなく、社会の問題や課題について自分の力で調べ、考えられるようになることを目指しています」と伝えられていて、部員の生徒さんは、3カ月ごとに1つのテーマを設定していて、近々の9月からは『野党の役割』について学びを深めてきたそうだ。
今回の講義の中身は、2時間たっぷりの時間で進められ、マスコミにも特別公開。同校の特別講師で国際政治学者の三浦瑠麗氏が進行役となり、生配信されていた。
数多くの質問があったが、一人の生徒から「政治にマイノリティの意見はどれぐらい反映すべきと考えるか?また、野党という立場で、マイノリティのために何ができるか考えを聞かせてください」という問いかけがあった。
▼ 2時間たっぷりの時間で進められた、トークセッション



▼ 国民民主党の玉木代表


国民民主党の玉木代表は、まず「私は、そもそも、民主主義は少数者(マイノリティ)のためにあると思っています」と返して、話し始めた。「数を多く取ったものが、好き勝手やってしまうと絶対王政というか独裁政権になってしまう。少数者の意見を尊重しながら、物事を丁寧に議論して決めていく。それが民主主義の基本的なルールだと思います。権力を持った側が、充分に配慮しながら、権力運営をしていかないといけない」とキッパリ。
「そして、我々は、少数という野党側にいるわけですが、なお更、少数者のそういった声をきちんと届けていくことが役割だと思っています。例えば、内密出産のことも、全国の中で、ごく少数ではありますが、でも、それを捉えて、命の大切さといった観点から提起していって、制度や政策を動かしていくことなどは、我々しか出来ないと思っています。むしろ、少数派の野党が頑張らないといけない」と答えた。
続けて話した立憲民主党の泉代表は「多数派(マジョリティ)と対立する政策、ぶつかっている場合いおいては、進みづらいことが正直あります。これは、事実としてあります。ですが、少ないことを恐れる必要はないと思っています。皆さんは、開かれている立場、政治に向き合って、政治にアクセスしてほしい。先日のことですが、起立性調節障害という病に悩む高校生の家から『学校に行けなくなった」という連絡があって『進級出来なくて困っていま。文部科学省がどうなっているか、教えて欲しい』という内容でした。そのことから、文部科学省とつないで、やり取りをして、現場の声を聞いてもらって、ちょっとずつ、物事を変えていくケースもあります。僕は、このことは、全国民に開かれていると思っています。自分が少ない当事者として恐れる必要は無く、皆さんは常に開かれているという気持ちを持って、政治の方にアクセスしてもらいたいなと思います」と質問した生徒の顔をもう一度見て、呼びかけた。
日本維新の会・馬場代表も同様の意見で「マイノリティには、光が当たらないんじゃないかと思っておられる皆さんにこそ、政治に参加してほしい」と促していた。
▼ N/S高 政治部】 野党3党の代表と考える「野党の役割」

