台湾歌手・張雨生の没後25周年で特別展、メイデイ・マサが音楽ディレクターを担当=台北流行音楽センター提供

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(台北中央社)31歳の若さでこの世を去ったシンガーソングライターのチャン・ユーシャン(張雨生)の没後25周年を記念した特別展が11月から台北市の台北流行音楽センターで開かれる。ロックバンド、メイデイ(五月天)のマサ(瑪莎)を音楽ディレクターに起用し、ユーシャンの音楽を改めて解釈することで音楽の本質的な魅力を再発掘し、音楽を通じた“月旅行”に来場者を誘う。

ユーシャンは1988年にデビュー。1997年に交通事故で死去した。わずか10年弱の活動期間で「天天想你」や「我期待」などの名曲を世に送り出し、その豊かな才能で1990年代の華語音楽界に大きな影響を与えた。

人生で初めて買ったカセットテープがユーシャンの「天天想你」だったというマサ。このアルバムを気に入り過ぎて、作詞・作曲者や紹介文を暗記するだけでなく、テープが壊れるまで繰り返し聴いていたと明かす。ユーシャンの数々の名曲は、自身に流れる音楽の血液の養分になっているとマサは話す。

「想你到月球」(FLY ME TO THE MOON & BACK)と題した今回の特別展ではユーシャンの「天天想你」と「帯我去月球」の名曲2曲のメッセージを組み合わせ、地球から月に向かう音楽の旅をコンセプトとした。ユーシャンの人としての魅力や音楽面での功績を紹介するとともに、ユーシャンの楽曲を通じて音楽の本質を探る。

特別展は11月12日から来年2月28日まで。12日に前売券の販売が始まった。

(葉冠吟/編集:名切千絵)