25年経っても変わらないチームワーク!『ウルトラマンダイナ』スーパーGUTSキャストスペシャル座談会
イベントでは『ウルトラマンダイナ』の特捜チーム・スーパーGUTSのメンバーを演じたつるの剛士さん(アスカ・シン役)、木之元亮さん(ヒビキ・ゴウスケ役)、布川敏和さん(コウダ・トシユキ役)、斉藤りささん(ユミムラ・リョウ役)、加瀬信行さん(カリヤ・コウヘイ役)、丈さん(ナカジマ・ツトム役)、山田まりやさん(ミドリカワ・マイ役)が、奇跡の全員集合。スーパーGUTSキャストのトークだけでなく、つるのさんの歌唱やウルトラマンダイナとハネジローの登場、最終話「最終章? 明日へ…」の名シーン再現など盛りだくさんな内容となった。イベントの終盤には、主要スタッフとして制作に携わった小中和哉さん、八木毅さんも登壇し、『ダイナ』の思い出を熱く語った。
>>>何年経ってもチームワークの良いスーパーGUTSの7人など(写真6点)
◆5年越しの全員集合◆
--今回のイベント開催のお話を聞いた際の感想をお聞かせください。
山田 飲み会で前集まったときに「やろうよ」って話していたよね。
丈 20周年のイベント(「ウルトラマンダイナ放送20年記念 スーパーGUTS大集結!」)のときは、僕とまりやが同じ舞台で岩手に行っていて、会場に来られなかったんですよ。それがあって、「次は僕らも会場に行きたい」とグループLINEで話していて。それでつるちゃん(つるのさん)が動いてくれたのかなと。
布川 『ダイナ』25周年ということでね。
斉藤 こっち(キャスト)主導で決まったの、この企画?
つるの 僕やみんなが主導で決まったというよりは、みんなが動いて開催できたと思っていますよ。
木之元 2年前くらいに会ったときも、「もうすぐ25年だね」「何もないわけないよな」って、普通に話していました。だから、自然な成り行きですよ。
丈 でも、『ティガ』とかではこういうイベントはやっていないんですよね。
つるの そうそう。だから、ずーっと「やりたい」と言い続けていたんです。
丈 そう考えると、やっぱりつるちゃんが言い続けてくれたのが大きいですよ。
つるの そうしたらりっちゃん(斉藤さん)が芸能界辞めたって聞いて、ビックリしちゃった。
木之元 それで心配していた時期があったんですよ。僕はスマホを持っていないんでやっていないんですが、LINEの返事が返ってこないと聞いていて「おいおい」と。
丈 でも、相変わらず綺麗ですよ。
山田 そうだよね!
丈 芸能人みたい。
布川 実は「Tシャツ着たくない」って、駄々こねていたんです(笑)。
斉藤 「私服が一番いい」って言っていたのは丈さんですよ(笑)。
丈 なんか「24時間テレビみたいだな」と一瞬思っちゃって(笑)。
つるの ごめんなさい、今取材中ですから。
一同 (笑)
丈 僕たちが20周年のイベントに来ていたら、今年のイベントはあったかどうかわからなかったかも。
山田 そうそう。あの時はまだ息子が小さくてすぐ東京に戻らなきゃだったので、じょーじょー(丈さん)がiPad miniで撮った映像を流してくれてね。
丈 僕は今や当たり前になっているリモートで参加してね。「絶対にみんな揃ってイベントやろう」と言い続けていたことが良かったのかもしれない。
山田 25周年の今だと「僕お母さんの膝の上で見ていました」って声かけてくれる人がいるんだよ。すごくない?
(C)円谷プロ
◆世界中から愛を感じて◆
--『ダイナ』のファンの方とのエピソードで、印象に残っていることはありますか?
斉藤 じゃあ、話したそうに見えるまりやから(笑)。
山田 印象的なことは二つあって。一つは舞台に出演していたときに出待ちをしてくれていたファンの中に、『ダイナ』のトレーディングカードを持ってきてくださった方がいたんですよ。その方が千秋楽の日、自分の娘さんを連れて「今は親子二世代で『ダイナ』を観ています」とお話してくれたことが、とても嬉しかったです。もう一つがインスタとかをやっていて、世界中の人から「『ダイナ』が僕の青春でした」とかメッセージが届くことで。いまだに私のことを山田まりやではなく、ミドリカワ・マイとして応援し続けてくれる人が、さまざまな国にいることに驚きました。
丈 僕はいまだに『ダイナ』を観た小さい子たちから「握手してください」と言われることに、ウルトラマンシリーズのすごさを実感します。おそらくお母さんたちがDVDをレンタルするときに、つるちゃんが出演しているから手に取ってもらえているのかなと。海外の方からも、Facebookとかで「ヘイ、ナカジマ!」と呼ばれますし。
山田 役名で呼んでくれるんだよね!
布川 ハッシュタグを付けてくれているから、僕らのところにも届くんです。
木之元 そうだね!
斉藤 ハッシュタグ知らないでしょう(笑)。
布川 ハッシュドポテトも知らないでしょ(笑)。
木之元 それくらいはわかるよ(笑)。
つるの その話は後にしましょう(笑)。
丈 まずはLINEから始めてもらわないと(笑)。
木之元 いやもう、この25年間で僕以外みんなそんなに変わってないんですよ。みんなカッコいいのに、僕だけが体重14kgくらい太っちゃって。
山田 えっ、太った?
木之元 ちょっと今日はみんなに会ってね、改めて減量ちょっと真面目にしようかなと。
丈 質問の内容、わかっています(笑)?
布川 ファンの人からどういう声をかけられたって話ですから(笑)。
木之元 そんなのはたくさんありますよ。なあ?
丈 一個くらいにしておいて(笑)。
つるの 同じ話はやめてくださいね(笑)。
木之元 たまに会ってもこの通りなんですよね、スーパーGUTSは(笑)。それがものすごく嬉しいし、25年経っていることを感じない。本当に一緒にやってよかったと今も思っていますし、「老後もよろしくお願いします!」という気持ちです。
つるの ファンの人から声をかけられた話は(笑)。公園で走っていたら、後ろから声をかけられたんでしょ。
木之元 そうそう、「隊長!」ってね。
布川 しかも、相手が自転車だからいつまでも追いかけてきて。
木之元 そんな経験も宝物ですよ。
つるの 今は本当に『ダイナ』の話題をされることが多いですね。ちょうど当時観ていた子たちが、今いろいろなところで制作側として関わっているんです。
木之元 そうなんだよ!
山田 現場にいっぱいいるんですよね。
丈 なんか今日、つるちゃんがすげえ大人。
布川 まとめ役だよね。
つるの 今年はわざわざマレーシアから来た方と友達になったりして、ものすごく熱い年だと感じています。でも当時は、地球の裏側まで届くような作品になるとは、あまり思っていませんでした。そこまでの気合を持って現場に臨んでいなかったんですよ。25周年は、改めてそのことを実感する年だと感じています。
布川 僕は上海万博で、中国へ撮影しに行ったときのことをよく覚えています。日本人は僕含めて二人だけで、周りの人はみんな中国の方なうえに威圧感があって、怖いなと思いながら参加していたんです。その中で助監督の方に、タバコを吸いに誘われて。通訳の女の子も抜きで、二人きりになるのはちょっとなと思っていたんですが、そこで「『ダイナ』を観ていた」と言われたんです。現場ではツッパっている方だったから、タバコに誘って話しかけてきたんでしょうね。
山田 そんなことあったんだ。
布川 買い物に出かけるとウルトラマンの玩具がいっぱい売られていて、あのときは世界中で大人気なことを感じて驚きました。それから当時、僕の息子が5歳だったんですが、幼稚園の友達がみんな「ラジャー!」と言っていて。「ウルトラマンの人気、半端じゃないな!」と思いました。さっきも話題に出ましたけど、今も小さい子たちがDVDとかで観て『ダイナ』を知ってくれていることが嬉しいですね。僕らが生まれたときにやっていた『ウルトラマン』が『シン・ウルトラマン』にリブートされたように、まだまだ残り続けるんだろうなと思います。
山田 『シン・ウルトラマン』凄く面白かった!
丈 「ラストがダイナっぽい」とTwitterに感想を投稿したら、ウルトラマンファンからものすごい反響がありました。
つるの もともと『ウルトラマン』の雰囲気を引き継いだのが『ダイナ』だから、重なるところがあるのかなと。
加瀬 少し話がズレてしまうんですが、あるドラマで一緒になった子が「共演したことがあるんですよ」と挨拶してくれたことが印象に残っています。話を聞いたら、「少年宇宙人」(第20話)に出ていた男の子の一人だったんですよ。
木之元 三人のうち誰?
布川 (悟役の)崎本大海?
加瀬 豊永利行くんですね。
つるの 今は有名な声優さんですよね。
木之元 「少年宇宙人」は本当に素敵な作品でしたね。
斉藤 みんなと同じような話になっちゃうんですけど、私はもう引退していて、SNSも休止しているんです。それでも、海外の方が日本語でメッセージを送ってくださって。それを見ると、「今もユミムラ・リョウとして生きているんだな」と思います。
加瀬 りっちゃんは自分のラジオにメールとか来たんじゃない?
斉藤 来ていましたよ。それこそ最終回の後は「子どもが泣いていて、なんて説明したらいいかわからないです」とか。あと電話で「ダイナはどうしてあんなに強いの」と、どう答えればいいかわからない質問をぶつけられたこともあって(笑)。
山田 そういえばイベントやったときに「マイちゃんと結婚したい」って言ってくれた男の子がいたこと思い出した。ヒロイン役を演じるとそういうことがあると聞いていたんですが、「本当に来た!」って超嬉しかったですね! その子たちが今20代後半になって、中には結構いい役職に就いている方もいて、ビックリしちゃいます。
(C)円谷プロ
◆変わらない結束力◆
--『ダイナ』やスーパーGUTSの「ここはほかのシリーズ作品には負けない!」というポイントは?
斉藤 結束力の強さは負けないと思っています。
山田 間違いないね。
加瀬 僕も同じですね。25年経って会っても当時と全然変わらないというか、同じテンションで一緒にいられる。
布川 現場の休み時間がこんな感じだったんですよ。本当にその時から変わらずで。
つるの 脚本家の皆さんが僕らの個性をストーリーに活かしてくれたから、みんな等身大なんですよね。「この役だからこうじゃなきゃいけない」というのがなくて。普段のまま、等身大のままでいられたことがスーパーGUTSの魅力だし、負けないところなのかなと感じます。
--確かに皆さんの雰囲気はまさに『ダイナ』のスーパーGUTSそのままのような印象を受けます。
布川 もちろんドラマだからそのままというわけではないですが、個々人のキャラクターを本当に活かしてくれて。一年間放送されていたからこそ、作り手の皆さんも僕らのイメージを取り入れてくれたんじゃないかな。
丈 結束力もそうですが、やっぱり個性ですよ。個性が全く違う役者が集まって、作家や監督も自分の好きな色を出して、それがうまく幕の内弁当みたいに、一つの美味しいお弁当になっている。それがスーパーGUTSであり、『ダイナ』じゃないでしょうか。25年経ってもいまだに連絡を取り合うくらい仲が良いって、なかなかないことだと思います。それぞれの個性が違うから、今日みたいに会ったらすごく楽しいんですよ。
--素晴らしい仲間ですね。
山田 私は当時、いろいろな仕事を並行してやっていて、ものすごく忙しかったんです。
布川 当時はイエローキャブの現役グラドルだったもんね。
山田 でも、『ダイナ』の現場は本当に丸裸のままでも、みんなが受け止めてくれるような感覚がありました。役作りとか細かいことを考えなくても助けてくれてね。
丈 それは助けざるを得なかったんだよ(笑)。
山田 あはは(笑)。
丈 でも、このメンバーだからこそだったと思う。
山田 そうそう。誰かが欠けたりしていたら、絶対にこうはなってなかった。当時は忙しくてオンエアを観られなかったんですが、息子が生まれてから一緒に観返したんです。そのときに『ダイナ』は起承転結がハッキリしていて、底抜けに明るくて、脚本がすっごく面白かったと改めて感じたんですよ。息子のハマりっぷりを見ていて、当時の子どもたちにも光をいっぱい与えられたのかなと思いました。だから、今も会う人たちに「『ダイナ』はTDGの中でもダントツで面白かった」と言ってもらえるのかなと。あの空気感は私たちとスタッフさんとでしか作り得なかったものだから、みんなと運命の出会いを果たせたことは財産ですし、出演したことを誇りに思います。
木之元 ダイナの命名シーン、知っているでしょう?
--はい。第2話のダイナミックのダイナ、ダイナマイトのダイナのシーンですよね。
山田 あそこって結構アドリブ入ってなかった?
丈 アドリブもあったと思うよ。
山田 そうですよね。「ダサッ」とかボロクソ言われた覚えがある(笑)。劇団とか経験した人たちが集まっていたから、その場でお芝居を作ったり足したりみたいなことがよくあったよね。
丈 あったあった。それを監督が許してくれる空気もあってね。ムチャクチャなことはやっていないから。
山田 それが楽しかった。『ダイナ』はスタッフさんとかも仲が良かったから、ほかの現場に行ったときはピリピリした雰囲気でビックリしました(笑)。みんな合間にお喋りしていなくて。
加瀬 それが普通なんだけどね。
つるの まりやは現場で寝ていたけどね。
丈 忙しくて寝不足だったから。
布川 イエローキャブだったから。
つるの イエローキャブ押しますね(笑)。
山田 スモーク焚かれると眠くなっちゃう(笑)。
木之元 小中(和哉)メイン監督が何かの雑誌か本でね、スーパーGUTSは冒険野郎の集まりにしたいとおっしゃっていたんですよ。前作の『ティガ』が志のA級なら、『ダイナ』は心意気のB級でいたいと。真っ直ぐで庶民的でわかりやすいから、B級という表現を使ったのだと。まさしくその通りの雰囲気になっていて、最高の褒め言葉だと思いました。スーパーGUTSの存在が、『ダイナ』そのものだと思います。
(C)円谷プロ
◆大好きな『ダイナ』◆
木之元 僕、聞いてみたいことがあるんですよ。
布川 逆に質問するんですか(笑)?
木之元 最終回でアスカは闇の中に消えてしまって、それを観て「死んじゃったのかな?」と思った方もいたと思うんです。あのアスカの結末を見て、どう思いましたか?
--あのラストを見て、個人的にはダイナが死んでしまったとは全く思いませんでした。「アスカが死ぬわけがない」「絶対に帰ってくるんだ」と思っていた覚えがあります。
山田 じゃあ続編作れるね!
木之元 いやぁ、僕はあのラストは当時、本当に腹が立ってね。
山田 そう思っていたんだ!
木之元 どういう形でもいいから、アスカがどうなったのかを茶の間の皆さんに見せたいと思ったんですよ。
布川 『ウルトラマンサーガ』でつるちゃん帰ってきたよね。あの作品だと僕は出世して隊服を脱いで、ビシッとスーツを着ていて。
木之元 僕も出世して”アスカの日”って命名してね。
つるの 最終回でアスカは人間を超越して、「夢を信じられる限り、光はそこにある」って隊長のセリフで終わるじゃないですか。だから、僕はスーパーGUTSのみんなに来てほしいんですよ。アスカが帰ってくるんじゃなくて、アスカが行った先にスーパーGUTSが追いかけてくる。そんなドラマがあればいいなと思っているんだよね。
布川 事件というか、とんでもないことがあって助けに行くとか?
つるの そうそう。
山田 やぎさん(『ダイナ』で助監督を務めた八木毅さん)が台本書けばいいのにね。またやりたい!
丈 現在の『ダイナ』の話をやりたいね、みんなで。
--その日が来ることを楽しみにしています! 最後に、皆さんの人生の中で『ウルトラマンダイナ』がどのような作品か、お聞かせいただければと思います。
山田 25年の時を経た今となっては、本当に一生の宝物になりましたね。山田まりやの名前だけでなく、ミドリカワ・マイという役名もずっと覚えてもらえていることが、役者人生の中ではそうそうないことで。そんな作品と出会えたことは、今後も絶対にないと思えるくらいに貴重なことだと感じています。
丈 芸能界に入って41年経つんですが、『ダイナ』は今でも振り返ったら見えるくらい、自分にとって大きな存在なんですよ。おそらく『ダイナ』とナカジマは、これからもプロフィールに必ず入れたくなる名前だと思います。そのくらい役者として大きなものを占めている作品で。それが時を経ても盛り上がっていたり、またみんなが思い出してくれたり、こうやって集まったりできることが、嬉しくてたまらないです。
加瀬 僕は『ダイナ』がほぼ初めてのドラマのレギュラー出演で。終わってからもこの作品に引っ張っていただいたから、お仕事を続けてこられたところがあるのかなと。25年の間で少し距離を置いていた時期もあったんですが、時間が経って見方が少しずつ変わっていって。ここ最近は俯瞰した位置から見られるようになりました。みんなが言ったように、僕にとってもずっと心の中にあり続けている、宝物のような作品です。この先時を経て、自分の中の見方がどう変化していくのかも、楽しみにしています。
斉藤 今の私は表舞台に立つ仕事をしていないので、実は今回のイベントも最初はお断りしていたんですよ。でも、『ダイナ』を観返したときに、みんなとユミムラ・リョウという人間を作り上げた、すごく素敵な世界があったということに改めて気づいたんです。そしてふと、「アスカ・シンって変な名前だよな」と思って。だってアスカって名字よ〜それを呼び捨て(笑)
つるの そんなこと思っていたの(笑)。
斉藤 それで、みんなの役名を思い出していったら、全員言えたんですよ。本当にメンバーが好きで、今も変わらず仲良しで、それぞれの役名まで忘れていないくらい大事なら、来たほうがいいなと。
一同 (拍手)
丈 今度は30周年があるからね(笑)。
布川 最近の話ではないんですが、人生で辛いこととかいろいろあるじゃないですか。そういうときに家で酒でも飲みながら『ダイナ』のDVDを観ているとね、何だか元気をもらえるんです。当時は楽しく一生懸命やっていて、作品自体も勇気を与えるというテーマがあって感動的な話もあるから、自分でも勇気をもらえるんですよ。それに僕自身がウルトラマン世代で、息子がウルトラマンど真ん中な年齢のときにカッコいいお父さんの姿を見せられたことも嬉しかった。お仕事という感覚ではなく、すごく楽しくできたから、『ダイナ』で隊員にしてくださって本当に良かったなと。みんなが言うように、宝物のように大切な作品の一つですね。
木之元 同じメンバーで一年間、同じ現場で仕事をするということは、今の俳優の世界ではまずありえないことなんです。だからこそ、『ダイナ』の現場で過ごした時間はとても貴重で、まりやたちが言ったように宝物だと思っています。歳月を経た今も「『ウルトラマンダイナ』に出ていました」「一年間スーパーGUTSの隊長をやっていました」ときちんと胸を張って言える。役者としてこんな幸せ、なかなか巡り会えるものではないんですよ。こうやって当時のメンバーが全員集まれて、そのイベントに多くの方に来てもらえるなんて、こんなに幸せなことはありません。
つるの 『ウルトラマンダイナ』は客観的に見たら、数ある特撮作品の一つだと思うんですよ。でも、僕は『ダイナ』は作品が終わった後は、ドキュメンタリーだと思っていて。『ダイナ』を作るのは、終わってからがすごく大切だと考えていたんです。今も僕とアスカは一心同体、何かあったときは「アスカはこういうとき、なんて言うのかな」と想像して。アスカが僕を育てて、僕がアスカを育てている。アスカを生かすも殺すも僕次第で、僕は死ぬときまでアスカなんだと。ほかの作品にアスカとして呼ばれたときも、今のアスカがどんな経験をして、どう成長しているんだろうと常に考えて演じています。だから、こうしてみんなに会っても、『ダイナ』の続きを観ているような感覚があるんです。みんな世間を騒がせるような悪さもせずにね。
一同 (爆笑)
つるの 元気に健康な姿で揃ったことは本当に奇跡的だし、今も皆さんが応援してくださっているからこそ、またここで会えたので。今回のイベントも、『ダイナ』というドキュメンタリーの大切な1ページとして、楽しみたいと思っています。
(C)円谷プロ
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