日本人どうしの間にある、不思議な「信頼感」=中国メディア
記事は、日本が比較的安全な社会であり、日常生活において必要以上の警戒感を抱く必要はないと考えられていることを紹介。また、日本は信用、信頼を重んじる社会で、人と人との間には非常に強い信頼感が存在しており、たとえ面識のない相手であっても互いにある程度の信頼感をもって接するとし、こういった信頼感が社会の安定と発展をもたらしているのだと伝えた。
そして、日本における人どうしの信頼感を表す最もシンプルな例として、ホテルでチェックイン時にデポジットを徴収しない上、チェックアウト時も部屋のチェックを待つことなくそのまま手続きが完了する点を挙げ「ホテルが顧客を十分に信用しているのだ」と説明した。
また、日本企業に特有の終身雇用制も日本社会の信頼文化を表す典型例であると指摘。近年では現代の企業文化に合わなくなってきたことから終身雇用制を廃止する動きが進んでいるものの、会社の中で雇用者と被雇用者がまるで家族のような信頼関係を築き、会社が社員の人生を保障し、社員が会社のために忠誠を尽くすという終身雇用制度が日本の高度経済成長をもたらしたことは間違いないと伝えた。
その上で、中国人の人間関係は「身内」に対する信用、信頼が非常に高い一方で、「非身内」に対する信用は極めて低いと指摘。「身内」とはすなわち血縁を持つ家族のことを指しており、一族内での結束が強い一方で、社会における人どうしの信頼性が低くなっているのに対し、日本社会は血の繋がりに関係ない組織、コミュニティが発達し、個人どうし、企業と個人、国と個人の間に強い信頼関係が構築されてきたのだと説明している。
記事は、基本的に人を信用、信頼する文化は社会や経済に深い影響を与え、信用に満ちた社会では日々の暮らしがより安全で快適なものになるほか、より多くの発展のチャンスも生まれるのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
