実家自慢のママ友に帰国子女の親友が放った一言後01

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前回からの続き。引っ越しをして幼稚園を転園しました。息子がすぐに仲良くなったのがヨリくんです。ヨリくんママが声をかけてくれたのをきっかけにママ同士でも仲良くなりました。

でもヨリくんママは一方的にご実家の自慢話をするタイプなので疲れることもあります。

子ども同士が仲良しだから疎遠にはできません。ヨリくんママと距離が近づくにつれ、あれやこれやと私に家族や友人の話をしてくれます。

ある日、親友のカレンから連絡があります。

「ナオー! 私帰国することになった! 夫の会社の寮がナオの家の近くみたい!」

「ほんと!? すごいうれしい!!」

カレンは私の大学の親友です。結婚して、旦那さんの仕事の関係でしばらくアメリカに暮らしていました。彼女自身は帰国子女です。日本語より英語が得意なのもあるかもしれないけど、サバサバした物言いが気持ちよい子でした。カレンには私と同じ年の男の子がいます。

カレン:「日本の幼稚園よくわからないし、小学校まであと半年ほどだから、ナオの子の幼稚園と同じにしたいんだけど」

私:「いいよいいよ。いい幼稚園だよ。転入生も受け付けていると思う!」

カレン「子ども同士が同じ幼稚園になるとはね!」

私:「ほんとなんか不思議だよね〜」

こうして、カレンの子どもも同じ幼稚園に通うことに。

ヨリくんママにもさっそくカレンを紹介しました。





私はなんでも思ったことをストレートにいうカレンに慣れていましたが、ヨリくんママは「そんな質問されたのはじめて」とばかりに固まっていました。カレンにとっては悪気はなく純粋な疑問なのです。興味があって仲良くなりたいがために彼女自身のことを知りたかっただけのようでした。

しかしカレンのストレートな質問は、ヨリくんママにとって切れ味がすごすぎたのかもしれません……。

ヨリくんママの自慢話は「自分への自信のなさや、コンプレックスの裏返しなんだろうな」とは薄々感じていました。答えられずにいる様子を見てその気持ちは確信に変わりました。

その場をお開きにしたあと、カレンにヨリくんママの言動をフォローする意味合いで「私のまわりだけかもしれないけど、日本のママ友って自分のことはあんまり話さない人多いかもね」と言いました。すると「あ、そうなんだ。そしたらただの知り合いだね。友だちじゃないね」と言われ、カレンの核心をついた発言に妙に納得したのでした。

脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・秋澄乃