かわいくて、ちゃんとおいしい。リアルなアメリカの食文化を体感できるベーカリー

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リニューアルオープンした、原宿の「The Little BAKERY Tokyo」。どこを切り取っても写真映え抜群のキュートさですが、味にもしっかりこだわりが。さっそく大人気店になっているその秘密を取材してきました。

#toc_container{display:none!important;}毎日訪れても飽きない、使い方自由自在なベーカリーカフェフレンチとアメリカンが融合するレトロでかわいい雰囲気北海道産の小麦と天然酵母にこだわったブレッドヴィーガンメニューからNYスタイルのピザまで充実話題の「グッドタウンドーナツ」も勢揃い「海外の日常を日本でも感じてもらいたい」という思い

3月22日、原宿の人気ベーカリー「The Little BAKERY Tokyo(ザ リトルベーカリー トーキョー)」が移転し、ベーカリーカフェとしてリニューアル。どこを切り取っても絵になるフレンチアメリカンテイストの空間に、店内の工房で焼き上げるパンや焼き菓子などがズラリと並び、気軽な食事からテイクアウト、手土産まで多彩なニーズに応えてくれる。

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毎日訪れても飽きない、使い方自由自在なベーカリーカフェ

物販スペースの床は、以前の店舗で使っていたタイルを使用している

「ザ リトルベーカリー トーキョー」は、行列の絶えない「THE GREAT BURGER(ザ グレート バーガー)」や「GOOD TOWN BAKEHOUSE」など都内で6店舗を展開するLDFSが手掛ける一軒。2017年にオープンした以前の店舗から数分の場所に、イートインスペースを増設し、ベーカリーカフェとしてリニューアルを果たした。

エントランスすぐの物販スペースには、2階で焼き上げたアイテムが勢揃い

ガラス越しにも芳ばしい香りが漂ってきそうな店舗に入れば、ベーシックなクロワッサンやバゲットからオリジナリティ溢れる愛らしいアイテムまでおよそ30種類が揃い目移りしてしまう。さらに、ブレックファースト、ブランチ、ランチとして気軽にオーダーできるイートインのフードメニューを豊富に揃えているので重宝しそうだ。

フレンチとアメリカンが融合するレトロでかわいい雰囲気

店内は、アメリカの田舎のベーカリーを彷彿させるデザイン。現地で買い付けてきたアンティークのインテリアや、花柄の壁やドライフラワーなどヨーロッパ調の装飾を絶妙に組み合わせたレトロで愛らしい雰囲気はまるで海外にいるよう。

随所に海外のエッセンスを感じる照明やインテリア

ガーリーなだけでなく、エッジが効いたサインペイントや無骨な素材などメンズテイストも溶け込み、女性だけでなく男性にとっても居心地のいい空間をつくり上げている。

壁紙は3種類を絶妙に組み合わせているため、場所によって異なる表情が楽しめるのも同店ならでは。店内に流れるBGMは、アメリカで実際に流れているラジオチャンネルのひとつ。オーナー曰く「アメリカの田舎でレンタカーを借りてラジオをつけたら流れている」ようなイメージの音楽で、12月にはクリスマスソングが流れるなど季節の移ろいも感じることができる。

アンティーク調の家具で統一されたイートインスペース

店の奥に進むと、テーブル15席、カウンター5席のイートインスペースが広がる。目を惹くチェックのソファはイギリスの生地メーカーから取り寄せたもの。優美な背もたれのトーネットチェアは、アンティークのリプロダクト。店内のほか、テラスやベンチも利用できるので、天気のいい日には外で食事を楽しむのも心地よいだろう。

北海道産の小麦と天然酵母にこだわったブレッド

見ているだけでワクワクしてくるパンはおよそ30種類

「ザ リトルベーカリー トーキョー」では、北海道産の小麦粉「春よ恋」を主軸に使用。天然酵母は、3種類を使い分けている。砂糖は鹿児島県種子島産の洗双糖、塩は沖縄県産の海塩など上質な国産素材を厳選。2階にある工房で早朝から手作りされ、3種類の食パンをはじめ、総菜パン、スイーツパンなどがところ狭しと並ぶ。壁側の冷蔵ケースにはサンドイッチ、レジのショーケースには焼き菓子も豊富に揃う。

レシピにおいてもアメリカらしい自由な遊び心や抜け感が反映されている。幅広い選択肢が当たり前に存在する店づくりを大切に考え、アレルギーや食事制限があっても楽しめるよう、卵やバターといった動物性食材を一切使わず、植物性のソイミルクやグレープシードオイルを使用したヴィーガンのアイテムも多数取り扱う。

ヴィーガンメニューからNYスタイルのピザまで充実

「クラシックアボカドトースト」(1,250円)、「ホワイトチョコレートストロベリーサンドイッチ」(1個950円)、「ラテ」(630円)

「クラシックアボカドトースト」は、ビタミンやミネラル豊富で朝食にぴったりのヴィーガンメニュー。トーストしたカントリーブレッドにアボカドを丸ごと1個分のせ、日本では珍しいメキシコ産のキーライムを爽やかに搾っていただく。食べ応えも充分だ。

新作の「ホワイトチョコレートストロベリーサンドイッチ」は、ホワイトチョコレートをミックスした生クリームとフレッシュな苺を、ミルク角食でサンドしたくちどけのいいフルーツサンド。コーヒー豆にもこだわり、オリジナル焙煎の2種類を使用。豆の販売も行っている。

「NYピザ(ペパロニスライス)」(1,000円)、「ターキーアボカドモッツァレラチーズサンドイッチ」(1,550円)、「自家製レモネード」(650円)

運ばれてきた瞬間、そのサイズに驚く「NYピザ」は、北海道産の小麦粉と全粒粉をブレンドし、天然酵母で36時間以上かけて熟成発酵させた生地が自慢。特製のピザソースとチーズ、ペパロニをたっぷりとのせて焼き上げ、頬張ると粉本来の豊かな香りが広がる。5種類から選べるサンドイッチは、自家製のブリオッシュトーストで厳選した食材をサンドし、チーズがとろけた焼きたてで提供。

シチリア産のレモンを使用した「自家製レモネード」のほか、好みのソーダとアイスクリームを組み合わせることができるソーダファウンテンやスムージー、宇治のオーガニック茶葉を使用した抹茶ドリンク、アルコールなどドリンクメニューの豊富さも魅力。

「コンビーフオムレツ」(1,400円)

「コンビーフオムレツ」に使用するのは、北海道厚真町にある「小林農園」の卵。広い土地で放し飼いし、自家配合する餌に加え、天然の青草を与える「緑餌(りょくじ)」によって、黄身の色は濃いオレンジではなく自然なレモンイエローに。ふんわりと焼き上げた卵とコンビーフは相性抜群で、カントリーブレッドと引き立て合う。北海道産のジャガイモを使ったローストポテトと自家製のホイップバターを添えて提供される。

ランチタイム(11:00〜14:00)は、フードメニューにベビーリーフサラダとドリンクが無料でセットに。

「放し飼い卵のカスタードプリン」(550円)

オムレツと同じ卵を使用する「放し飼い卵のカスタードプリン」は、1日最大100個以上の売り上げを誇る看板商品で、お取り寄せも可能。今後、店舗での卵の販売も予定しているそう。商品には、できる限りサステナブルで上質なローカル食材を使用し、その魅力を最大限引き出すことで、生産者への敬意を表している。

話題の「グッドタウンドーナツ」も勢揃い

レジカウンター隣のショーケースに並ぶカラフルなドーナツ

移転を機に「ザ リトルベーカリー トーキョー」では、2015年に誕生したブルックリンスタイルの「グッドタウンドーナツ」の商品も販売をスタート。2016年には、カリフォルニアへの進出を果たした話題のドーナツブランドだ。

ポップでカラフルだが、すべてフルーツなど天然素材を使用した無添加の身体思いのドーナツ。同じ味わいでも通常のレシピに加え、ヴィーガンバージョンを展開しているのもうれしいポイントだ。常時20〜30種類揃い、手土産にも喜ばれること間違いなし。

「海外の日常を日本でも感じてもらいたい」という思い

「『E.T.』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が大好きで、幼い頃からアメリカへの憧れを抱くようになりました。十数年前から年に7〜8回は、西海岸やニューヨーク、アリゾナを巡り、そこでインプットしてきたものを店舗のデザインやメニューなどにアウトプットしています」と語るのは、オーナーの車田篤さん。

LDFSの代表取締役兼オーナーシェフの車田篤さん

リアルなアメリカを、自身のフィルターを通して、インテリアデザインやメニュー開発などトータルプロデュースに反映している。

おいしさはもちろん、海外にいるような感覚に浸れる、パワーアップした「ザ リトルベーカリー トーキョー」。時間帯やアイテムなど幅広いシチュエーションに応えてくれる心強いスポットだ。

※価格はすべて税抜です。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※新型コロナウイルス感染拡大を受けて、一部地域で飲食店に営業自粛・時間短縮要請がでています。各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いします。


<店舗情報>
◆ザ リトル ベーカリー トーキョー
住所 : 東京都渋谷区神宮前6-13-6
TEL : 03-6450-5707

取材・文:外川ゆい
撮影:松園多聞