そんなバカな! 中国高速鉄道に「貧富の差を拡大させるリスク」だと?=中国
ストロー現象とは、新幹線や高速道路などの交通網の整備により、ヒトやカネが大都市に吸い込まれる現象のことだ。交通が発達することで、地方都市は経済の活性化を期待するものだが、逆に大都市に吸い取られてしまう可能性があることを示す言葉だ。
もっとも、新幹線すべてに「ストロー現象」が見られるわけではないが、もともと都市部と農村部との格差が激しい中国では、この現象がより顕著に表れているのは想像に難くない。記事は、ストロー現象は「医療と教育の格差を助長する」と警告している。記事によると、中国国内で最も平均寿命の高い都市は上海で、2位が北京、3位が天津だという。環境汚染の激しい大都市のほうが寿命が長いのは意外だが、これは医療水準の高さと比例していると記事は分析した。
中国は高速鉄道事業に今も意欲を燃やし、リニア高速鉄道の建設では日本をライバル視している。しかし、このままでは都市間の格差を埋めるどころか、貧富の差がより深刻化するリスクがあるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
