Intelが10nmプロセスの第11世代Coreプロセッサ「Tiger Lake UP3」などをIoTエッジ向けに発表

現地時間2020年9月23日、Intelが産業機器などのモノのインターネット(IoT)に欠かせないエッジコンピューティング向けに、「Atom x6000E(Elkhart Lake)」シリーズと「Tiger Lake UP3」シリーズを投入すると発表しました。
IoT-Enhanced Processors Increase Performance, AI, Security | Intel Newsroom
Intel Launches 10nm Atom Embedded CPUs: Elkhart Lake Now Available
https://www.anandtech.com/show/16102/intel-launches-10nm-atom-embedded-cpus-elkhart-lake-now-available
Intel details chips designed for IoT and edge workloads | VentureBeat
https://venturebeat.com/2020/09/23/intel-details-chips-designed-for-iot-and-edge-workloads/
Intelが新たにIoTエッジ向けに投入するのは、「Atom x6000E」シリーズと、2第11世代Coreプロセッサ「Tiger Lake UP3」シリーズという、10nmプロセスのプロセッサ2種。「Elkhart Lake」という開発コードでも知られるAtom x6000Eシリーズは、Atom系列の省電力コア「Tremont」を2〜4コア搭載。ターボブースト時には最大3.0Ghzで動作し、最大64GBのDDR4ないしはLPDDR4Xをサポートします。TDPは4.5Wから12Wとのこと。GPUは実行ユニット32基のIntel UHD Graphicsで、最大3画面の4K&60fps出力が可能。インターフェイスとしては2.5GbEネットワークに対応しています。

Atom x6000Eシリーズは計8モデル登場しています。

また、Atom x6000Eシリーズに加えて、Atom x6000Eシリーズと同じTremontを採用しながらもTSNやIEC 61508やISO 13849といった機能安全規格に対応していない「Pentium J6000」シリーズと「Celeron N6000」シリーズも発表されています。

「Pentium J6000」シリーズと「Celeron N6000」シリーズは、前世代と比較してシングルスレッド性能が最大1.7倍、マルチスレッド性能が最大1.5倍、グラフィックス性能が最大2倍になっているとのこと。

さらに、「Tiger Lake」として知られる第11世代Intel CoreプロセッサをIoTエッジ向けに最適化した「Tiger Lake UP3」シリーズも発表されました。IoTエッジ向けTiger Lakeには一般組み込み機器向けと産業機器向けの2種があり、一般組み込み向けは動作温度範囲が0〜100℃でTSNと機能安全規格に非対応。

産業機器向けは動作温度範囲が-40〜100℃でTSNと機能安全規格に対応しています。

これらのIoTエッジ向けTiger Lakeは、従来品に比べてシングルスレッド性能が最大23%、マルチスレッド性能が最大19%向上しており、グラフィックス性能は最大2.95倍になっているとのことです。
