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特別仕様車 2000リミテッドとは

text:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

5月13日。トヨタはカローラ・ツーリングに特別仕様車「2000 Limited(リミテッド)」を設定し、500台限定で6月1日から発売すると発表した。

クルマにさして興味のない人にも、その名が知られているカローラはトヨタのグローバルカーだ。昨年9月に現行型が発表された時点で、1966年に初代が発売されて以来53年にして累計販売4750万台を誇っていた。ちなみに、現行型は12代目にあたる。

カローラ・ツーリング2000リミテッド(ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーOP)。

現行型カローラは、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づいて開発。ボディ・バリエーションはセダン/ツーリング(ワゴン)/スポーツ(ハッチバック)が設定されている。

日本仕様のラインナップに搭載されるパワーユニットは、1.2Lターボ、1.8L、1.8L+モーター(ハイブリッド)の3種だった。

そして今回、ツーリングに500台の限定で、2.0Lのダイナミックフォースエンジンが搭載される。

では、この特別仕様車「2000リミテッド」について紹介していくことにしよう。

2000リミテッド 外観/内装

2.0Lのエンジンを搭載したとはいえ、カローラ・ツーリング2000リミテッドの外寸は、全長4495×全幅1745×全高1460mmの3サイズ、2640mmのホイールベースなど、他のグレードとまったく変わらない。

しかし、内外装に専用のスペシャル・エクイップメントが装備されている。

カローラ・ツーリング2000リミテッドの内装。

エクステリアでは、切削光輝+ブラック塗装の17インチ・アルミホイールや、シルバーメタリック塗装のルーフレールなどを特別装備し、スタイリッシュさを際立たせている。

ボディカラーは、特別設定のレッドマイカメタリック、ブルーメタリックに加え、ブラックマイカ、ホワイトパールクリスタルシャイン(これのみメーカーOP)の全4色が用意されている。

インテリアでは、既に販売されているカローラ・ツーリングの上級グレードに相当する装備に加え、フロントシートにはホールド性が高く表皮に撥水加工を施したスポーツシート(上級ファブリック地)を採用。

また、インストゥルメントパネル・オーナメント、センタークラスターなどにはレッド加飾を施し、センターコンソールやドアアームレストにはグレーのステッチを効かせるなど、細部までこだわり抜いている。

2000リミテッド パワートレイン

カローラ・ツーリング2000リミテッドには、前述のように2.0L直列4気筒のダイナミックフォースエンジン「M20A-FKS型」を、カローラシリーズとして日本で初搭載した。

このエンジンは、日本では既にRAV4、レクサスUXに搭載されて定評のあるパワーユニットで、新型ハリアーにも採用される。

カローラ・ツーリング2000リミテッドの内装。

ボア×ストロークは80.5×97.6mmで、排気量は1986cc。直噴&ポート噴射のD-4S、可変バルブタイミング・リフト機構のVVT-i、ミラーサイクルなども採用し、最高出力は170ps/6600rpm、最大トルクは20.6kg-m/4800rpmというスペック。

RAV4などのユニットよりも、わずかにデチューンされている。

組み合わされるミッションは、パドルシフト付き10速スポーツシーケンシャル・シフトマティックの「Direct Shift-CVT」。発進用のギヤを採用することで、CVTのベルト効率を悪化させることなく変速比幅を拡大し、高い伝達効率を実現。燃費も向上させている。

また、2000リミテッドのWLTCモード燃費は、16.6km/Lと2Lクラスとしてはかなり優秀な数値を達成している。駆動方式は2WD(FF)のみ。

2000リミテッド 装備/価格

カローラ・ツーリング2000リミテッドには、運転席&助手席シートヒーター、ステアリングヒーター、エアクリーンモニター、ナノイーなどを特別装備して快適性も向上させている。

さらに、ブラック加飾を施した9インチのディスプレイ・オーディオや、立体的に見えるオプティトロン3眼メーター+7.0インチTFTカラー・マルチインフォメーションディスプレイ、カラー・ヘッドアップディスプレイなど、先進的な装備も充実している。

カローラ・ツーリング2000リミテッドのオプティトロン3眼メーター。

特別仕様車だから2000リミテッドにグレードはない。前述のようにエンジンは2L、ミッションはダイレクトシフトCVT、駆動方式はFFのみの設定だ。

消費税込みの車両価格は、262万200円で、ハイブリッドの上級グレードであるWxB(FF)の279万9500円よりは少し安い設定となっている。

今回は500台のみの限定モデルだが、反響次第では追加設定やカタログモデルに昇格する可能性もあるのではないだろうか。

2000リミテッド スペック

特別仕様車 カローラ・ツーリング2000リミテッド

価格(税込み):262万200円
全長×全幅×全高:4495×1745×1460mm
ホイールベース:2640mm
重量:1370kg
エンジン:1986cc直4(M20A-FKS型)
最高出力:170ps/6600rpm
最大トルク:20.6kg-m/4800rpm
トランスミッション:CVT
WLTCモード燃費:16.6km/L

カローラ・ツーリング2000リミテッド(特別設定のレッドマイカメタリック)。

G-Xプラスも登場

今回、2000リミテッドと同時に特別仕様車の「G-X“PLUS(プラス)”」が、カローラ・セダンとツーリングの1.8L車/ハイブリッド車に設定され、5月13日から発売される。

この特別仕様車はG-Xをベースに、インテリジェント・クリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ:制止物)、バックガイドモニターなどの安全装備に加え、外からの視線に配慮したUVカット機能付きのプライバシーガラスを特別装備した。

カローラ・セダンG-Xプラス。

さらにインテリアでは、メーター周りやステアリングホイールなどにシルバー塗装を施し、レジスターノブはサテンメッキ加飾とするなど上質感を付与している。

消費税込みの車両価格は、セダンは1.8L(FF)が197万2300円、ハイブリッド(FF/Eフォー)が243万9800円/263万7800円。

ツーリングは1.8L(FF)が204万9300円、ハイブリッド(FF/Eフォー)が251万6800円/271万4800円となっている。