「執拗に淫乱なフレーズを投稿」元K-POPアイドルへの悪質な書き込みで、実刑判決

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1990年代後半から2000年代前半に人気を博したK-POPガールズグループ「Baby V.O.X」出身の女優シム・ウンジンに、継続的に悪質な書き込みを行ったA氏が実刑判決を受けて法廷拘束された。

シム・ウンジンの所属事務所関係者は11月6日、「シム・ウンジンに悪質な書き込みを行った人物が懲役刑を宣告されたと聞いた」と述べた。

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11月6日、ソウル西部地方裁判所・刑事4単独パク・ヨングン判事は、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(通信媒体利用淫乱罪)の疑いで裁判に引き渡されたA氏に、懲役5カ月を宣告して法廷拘束した。

裁判所はA氏に、80時間の性暴力治療と3年間の児童・青少年・障害者福祉施設就業制限命令も下した。

A氏は2018年、シム・ウンジンのSNSに「(シム・ウンジンが)特定の俳優と性関係にある」とコメントするなど、性的羞恥心を誘発する内容の文章を何度も継続的に投稿した疑いで起訴された。

裁判所は「被告人は自分の性的満足と被害者へ性的羞恥心を与えるために、執拗に淫乱なフレーズを投稿し、それによって被害者の名誉が大きく失墜した」とし、「犯行回数が多く、期間も長いことは不利な情状」と明らかにした。

続いて「被告人の強迫障害が犯行に影響を与えたという点と、自分の犯行を認める態度を参酌しても(実刑)宣告が避けられない」と、実刑宣告の理由を説明した。懲役刑を宣告した判事は、A氏に弁明の機会を与えると伝えたが、A氏は「ない」とだけ答えた。

シム・ウンジン

先立ってシム・ウンジンは去る9月、インスタグラムを通じて「昨年生じたとんでもない事件のせいで、(裁判所で)被害者陳述をしてきた」とし、「サイバーテロと悪質な書き込み、名誉毀損、ストーカーのような問題がなくなることを期待する」と伝えたことがある。