2019年9月5日(木)に開催された任天堂の「Nintendo Direct」で、「星のカービィ」シリーズの新作「スーパーカービィハンターズ」が発表され、同日にソフトの配信が始まりました。「スーパーカービィハンターズ」では「星のカービィ」シリーズの大きな特徴である「敵を吸って能力をコピーする」という要素がなくなり、「剣や防具を装備してボスと戦う」というシリーズ異色の2Dアクションゲームとなっています。基本無料でプレイできるとのことで、さっそく遊んでみました。

スーパーカービィハンターズ|Nintendo Switch|任天堂

https://www.nintendo.co.jp/switch/apy8a/pc/index.html

「スーパーカービィハンターズ」がどんな感じのアクションゲームなのかは、以下の実際にプレイしているムービーを見るとよくわかります。

Nintendo Switch「スーパーカービィハンターズ」で4人のカービィが力を合わせて敵を倒すところ - YouTube

さっそくゲームをスタート。



「『あきれかえるほど平和』なプププ王国で突然ヘルメホーンがあばれだしたため、カービィハンターズが立ち上がった」というのが今回のあらすじ。



ゲームが始まると、バンダナを巻いたワドルディが出迎えてくれました。



このゲームは、町の中央にある赤い掲示板からクエストを受注し、クリアしていきます。



最初はストーリークエストしか選択できないので、これを選択します。



クエストのエリアに「海岸」を選択。



確かに海岸でヘルメホーンが暴れている様子。さっそく討伐に向かうため、ヘルメホーンのクエストを選択します。



最初のクエストはいわばチュートリアルなので、1チーム2人となっていますが、ゲームを進めるとすぐに4人でチームを組めるようになります。「しゅつげき」を選択。



「はい」を選べば、クエストが始まります。



「星のカービィ」シリーズの多くは横スクロール型の2Dアクションで、雑魚敵を倒しながらステージを進んでいくスタイルとなっています。しかし、「スーパーカービィハンターズ」は大型のボスを倒すためにチーム全員で攻撃する形式で、クエスト内容は従来のシリーズのボス戦に近いものがあります。



操作はジャンプ・ガード・攻撃と上下左右の移動のみとシンプルで、従来のシリーズ作品と異なり、「敵を吸い込んで能力をコピーする」という要素はありません。カービィは「ヒーローソード」「へビィハンマー」「ヒールドクター」「マジックビーム」の4種類からジョブを選ぶことができ、そのうちヒーローソードの操作方法は以下の感じ。



例えばヒーローソードは、従来のシリーズでいうところの「ソード」のような攻撃を繰り出すことができます。斬撃や……



ダッシュ斬りといったおなじみのモーションも健在です。



なお、能力をコピーすることはできませんが、カービィのジョブはそれぞれシリーズ作に登場したコピー能力に由来しています。「ヘビィハンマー」は「ハンマー」を使う高火力・超近接タイプのジョブです。「星のカービィ スーパーデラックス」で初登場した「おにごろし火炎ハンマー」も使うことができます。ただし、移動がめちゃくちゃ遅くなっている上に、ジャンプも苦手になっているのが欠点。



「ヒールドクター」は「星のカービィ ロボボプラネット」で初登場した「ドクター」という能力が元になっていて、中距離支援型のジョブ。味方を回復できる「ヒーリングエリア」を作ったり……



「かがくけんきゅうじょ」で戦いのさなかに薬品を作りだします。



かがくけんきゅうじょで作られる薬品はランダムで、さまざまな属性の攻撃を繰り出します。



「マジックビーム」は、「星のカービィ 夢の泉の物語」から登場している「ビーム」が元になったジョブ。魔法使いのような見た目ですが、基本は杖からほとばしるビームで戦います。



マジックビームの持つ強力な技が「タイムビーム」です。敵に当てると、時計のようなマークが浮き出るのが特徴。



何度も敵にタイムビームを当てると、敵の時間を止めることができます。この間にチーム全員で敵にダメージを与えまくることができるというわけです。



クエスト中に時折、空から食べ物が落ちてくることも。もちろんこれは回復アイテムなので、積極的に拾いに行くべき。



食べ物を食べて一定時間内に仲間とすれ違うと、「くちうつし」で回復効果をおすそわけできるのも、「星のカービィ」シリーズおなじみのシステムです。



また、敵を攻撃していると、たまに「石ばん」というアイテムが飛び出てくることがあります。



石ばんは1人あたり1枚しか入手できず、全員が石ばんをゲットすると特別な攻撃を繰り出すことができます。



全員が石ばんをゲットすると、突然目の前に現れるふりこ。



「まん中でとめろ!」というメッセージ通り、まん中を狙って目押しで留めると……



石ばんが巨大な流星となって、敵に大ダメージを与える「フレンドメテオ」を発動することができました。ふりこを正確にまん中で止めることができると、より与えられるダメージ量は増えます。



実際にフレンドメテオを発動してからヘルメホーンを倒すまでの様子を、以下のムービーで見ることができます。

「スーパーカービィハンターズ」でフレンドメテオを発動するとこんな感じ - YouTube

ヘルメホーンを倒すと、クリアまでにかかった時間によってランクが発表され、それに応じた経験値をゲットすることができます。



レベルが上がると体力や攻撃力などが上がっていくという点は、これまでのカービィとは違った部分で、ハックアンドスラッシュのような側面もあります。



クエストをクリアすると報酬がもらえます。初回のクエストでは、ワドルディから「ジェムリンゴ」をもらうことができました。



また、「ほのおのカケラ」「ひかりのカケラ」などの素材がもらえることも。



ジェムリンゴや素材は、「よろずや」で装備やアイテムを購入するために使います。



よろずやでゲットできるのは武器と……



防具



サポートアイテムをゲットできます。



また、クエスト中に他人とコミュニケーションを取るために使う「スタンプ」もよろずやでゲット可能。



そして、ゲーム内通貨であるジェムリンゴは、ニンテンドーeショップから別途購入できます。もちろんジェムリンゴはクエストをクリアしたり町に生えている木からゲットすることができるので、無料でも問題なく遊ぶことができます。



ゲームを進めると、クエストの掲示板からストーリークエストの他に「わいわいクエスト」を選ぶことができます。これはオンライン通信やローカル通信などを使って複数人でプレイできるクエストです。



なお、ストーリークエスト・わいわいクエストは1回プレイするごとに右上に表示されている「やる気ゲージ」を消費します。黄色いゲージがストーリークエストの、緑色のゲージがわいわいクエストのやる気となっています。このやる気はソーシャルゲームの「スタミナ値」のようなもので、時間が経つと回復する仕組み。



わいわいクエストは「オンライン広場」「ローカル通信」「シングルプレイ」で遊ぶことができます。今回はオンライン通信で世界中からプレイヤーを募ることができる「オンライン広場」で遊んでみることにします。



オンラインマッチはおまかせで選ばれるクエストを遊ぶ「おまかせマッチ」、条件を設定して検索する「えらんでマッチ」、フレンドと遊ぶ「フレンドマッチ」の3種類があります。今回は「おまかせマッチ」を選択。



クエストがずらっと並んでいるので、ぱっと目についた「ヘルメホーン」のクエストに参加しました。



「じゅんびOK!」を押せばオンラインで遊ぶことができます。



「スーパーカービィハンターズ」は4人で戦えば、低レベルのクエストであれば1つ当たりおよそ1分前後でクリアできてしまうので、サクサクと遊ぶことができます。前衛に切り込んで攻撃していくだけではなく、後方から支援を行うなど、ジョブに応じた立ち回りができるのは面白いところ。



「能力をコピーする」という要素をなくしたことによって、「このゲームは別にカービィでなくてもよいのでは……?」と思っていましたが、BGMやアクション、ふりこなど、シリーズをプレイしたことがある人なら思わずにやりとしてしまう部分が随所にちりばめられているのがこのゲームの大きな魅力。また、操作自体はシンプルで、基本無料で十分遊び続けることができるので、複雑なゲームは苦手という人でも肩の力を抜いて遊ぶことができるのはうれしいポイントだと感じました。