タイトー『バブルボブル』に23年ぶり新作『Bubble Bobble 4 Friends』、スイッチ独占4P対応
タイトーがアクションゲーム『バブルボブル』シリーズの新作、『Bubble Bobble 4 Friends』を海外で発表しました。プラットフォームはニンテンドースイッチ。

泡を吐いて敵を閉じ込め、割って倒すという独自のアクションは30年以上前の初代バブルボブルそのまま、ニンテンドースイッチ独占の今作では4人同時プレイが可能になりました。

タイトーのバブルボブル(Bubble Bobble)は、1986年にアーケードで第一作が稼働を開始したアクションゲーム。プレーヤーは泡を吐くドラゴン(?)となって、泡に敵を閉じ込め、ツノや背びれで割って倒すという独自のルールが特徴です。

敵を全滅させて次のステージに進むオーソドックスな面クリア型ながら、親しみやすいキャラクター、泡で敵をまとめて倒す爽快感、泡を踏み台にした移動や巧妙なステージ構成、奥深いボーナスシステムが組み合わさったパズル要素、そして耳に残る音楽などで人気を博しました。

続編やスピンオフが多数作られてきたシリーズでもありますが、泡を吐いて倒す初代のシステムを踏襲した作品としては1994年のバブルシンフォニー、1996年のバブルメモリーズ(副題 The Story of Bubble Bobble III)があります。



Bubble Bobble 4 Friendsは、この「正伝」バブルボブルの完全新作。初代準拠システムの作品として4作目であると同時に、ニンテンドースイッチらしく4人同時プレイに対応することからの「4 Friends」のようです。

(バブルボブル「シリーズ」をどう捉えてナンバーを振るかはややこしく、初代の翌年にはドラゴンから人間に戻った兄弟が主人公で「虹をかけて落とし破片で倒す」という別システムのレインボーアイランドが「The Story of Bubble Bobble 2」の副題になっています。)

リリースによれば、バブルボブル4はタイトーがコンシューマー市場に再参入してから初めての内製タイトル。(再参入作のダライアス コズミックコレクションはM2、ニンジャウォリアーズ ワンスアゲインはナツメアタリ開発)。



Bubble Bobble 4 Friendsはバブルボブルシリーズの人気が特に高いという欧州で11月19日に、米国で2020年の第1四半期発売予定。