馬に触れとんでもない目に…(画像は『The Sun 2019年7月21日付「LIFE’S A BEACH! Moment Speedo-wearing tourist is kicked in the groin by wild horse after ignoring signs not to pet animals」』のスクリーンショット)

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「野生馬に触ったりエサをあげないでください」―そんな警告を無視して野生馬に触れた男性が、足蹴りをくらい痛い目に遭ったようだ。多くの人がくつろぐビーチで、野生馬の足が“見事”男性の急所を直撃した様子を捉えた動画が拡散している。

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この動画が捉えられたのは、米メリーランド州とバージニア州の海岸沖、大西洋に浮かぶ長さ約60キロほどのアサティーグ島で、300頭ほどの野生馬が生息していることで有名だ。野生馬の平均体重は約360キロ(800ポンド)と小さめでポニーのようにも見えるが、島にはこの野生馬を一目見ようと毎年200万人もの観光客が訪れる。

しかし“野生”と言われるだけあって気性が荒いのか、ずけずけと近づいて来る人間には容赦ない。動画では、背後から手を伸ばし脇腹を触った水着姿の男性に、野生馬が「あっちいけ!」とばかりに猛烈な蹴りを入れて威嚇。急所を蹴られた男性は、2メートルほど吹っ飛ばされて倒れてしまった。サングラスで表情を見ることはできないが、男性が突然の攻撃に慄いているのがよくわかる。一方の野生馬は後ろを振り向こうともしない。

野生馬に蹴られたのはこの男性が初めてではないようで、国立公園の管理をするレンジャーは「野生馬は大人しく、人に慣れているかのようにも見えますが、蹴られて怪我をする人もいるほどです。野生馬には近づかないことが一番です」と述べている。ちなみに『The Sun』によると、この島に野生馬が棲みつくようになってから約300年が経つそうで、もともと飼育されていた馬が野生化したという説や、難破した船から島に流れ着いた馬が棲みついたという説があるそうだ。

この動画を見た人からは「これは痛い」「断然この男が悪い!」「馬には近づくなって言われてるのに、子供じゃないんだから」「この男性は、一日中笑いものになっていたと思うよ」「愚かだ」「馬に触りたかったら、別の場所にいくべき」といったコメントがあがっている。

なお、凶暴な野生動物としてよく話題にのぼるのがカンガルーだ。2018年には、オーストラリアで64歳の女性が体長1.8メートルの野生のカンガルーに襲われ重傷を負っている。また2016年には、ペット犬が野生カンガルーにヘッドロックを仕掛けられ、それを見た飼い主が救出に向かうという動画が拡散した。

画像は『The Sun 2019年7月21日付「LIFE’S A BEACH! Moment Speedo-wearing tourist is kicked in the groin by wild horse after ignoring signs not to pet animals」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)