神秘的! 深海に降る「マリンスノー」の意外な正体とは?
さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYOFMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。5月5日(土)放送のテーマは「深海」。青い海、白い雲、サンサンと降り注ぐ太陽の光。でも、海の中ではこの眩しい太陽の光が届くのも水深200mくらいまで。それよりも深いところには、光の届かない真っ暗な深海が広がっています。今回は、神秘の世界「深海」の魅力を、TOKYO FMの番組の中で詳しい方に教えていただきました。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2018年5月5日(土)放送より)

◆「しんかい6500で深海の神秘を見ました」
水中写真家 中村征夫さん
── どういう経緯で、しんかい6500に乗ることに?
僕はずっとBS朝日の「遥かなる深海大冒険!」でナビゲーターをやらせてもらっています。その縁で海洋研究開発機構(JAMSTEC)の理事長に「一度は乗ってもわらないとね」とおっしゃっていただいたんです。そのときは冗談だと思っていたんですが、去年の4月に、本当に乗せていただくことになりました。
しんかい6500は母船に載せて潜水する予定の海域まで運びます。運用のために50人以上のスタッフが働く大プロジェクトですから、気安く「乗せてほしい」なんて言えるものではありません。本来なら研究者が乗り込むべきところを、僕のような写真家が乗り込んだのは今回が初めてでした。
── しんかい6500はどんな装備が付いているんですか?
船体の外側にはビデオカメラとスチールカメラ、それから照明が付いています。我々がテレビなどで見るのは、そのカメラで撮った映像です。さらに15cmくらいの小さな丸窓も3つあります。正面の窓は操縦士が見るため、右側の窓は副操縦士が見るため、そして左側の窓は研究者が見るためです。
内径わずか2mの球状の船内に3人が入りますから、足を伸ばすこともできません。船全体としてはバラストや浮きなどが付いているのでもっと大きいのですが、乗組員のスペースは本当に狭いです。潜水するときは母船から完全に切り離されるので、自分たちがどこにいるかはわからなくなります。それで副操縦士は常に母船と音波で通信するのですが、映像が10秒で1枚送れるくらいの通信です。
── 潜水するときは「沈んでいってる」という感覚はあるんですか?
まったくありません。水面上にいる間は波に揺られるのでわかりますが、その後はスーッと落ちていくので動いている感覚はありません。でも、窓の外を見ていると少しずつ暗くなっていって、水深100mで肉眼ではほんのうっすらとしか見えなくなります。最終的に水深1313mまで連れていってもらったんですが、下までは1時間もかかりませんでした。
どんどん深く潜っていき、水深200m以上の深海と呼ばれる場所に到達すると、照明に照らされた窓の外で、徐々にマリンスノーが増えていくのが見えました。これは真っ白でフワフワな指先くらいの綿のように見えるのですが、その正体はプランクトンの死骸や糞などです。それがぼたん雪のように深海に降り注ぎ、深海生物の貴重なエサになっています。その美しい光景には圧倒されるばかりでした。
TOKYO FMの「ピートのふしぎなガレージ」は、《サーフィン》《俳句》《ラジコン》《釣り》《バーベキュー》などなど、さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介している番組。案内役は、街のはずれの洋館に住む宇宙人(!)の博士。彼のガレージをたまたま訪れた今どきの若者・シンイチと、その飼い猫のピートを時空を超える「便利カー」に乗せて、専門家による最新情報や、歴史に残るシーンを紹介します。
※「ピートのふしぎなガレージ」では、毎週3名の方にホットサンドクッカーをプレゼント! 詳しくは番組サイトをご覧ください。
あなたの知的好奇心をくすぐる「ピートのふしぎなガレージ」。5月12日(土)の放送のテーマは「凧揚げ」。お聴き逃しなく!
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【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】 http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7122
聴取期限 2018年5月13日(日)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/)
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
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<番組概要>
番組名:ピートのふしぎなガレージ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週土曜17:00〜17:50(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/garage
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2018年5月5日(土)放送より)

※写真はイメージです。
◆「しんかい6500で深海の神秘を見ました」
水中写真家 中村征夫さん
── どういう経緯で、しんかい6500に乗ることに?
僕はずっとBS朝日の「遥かなる深海大冒険!」でナビゲーターをやらせてもらっています。その縁で海洋研究開発機構(JAMSTEC)の理事長に「一度は乗ってもわらないとね」とおっしゃっていただいたんです。そのときは冗談だと思っていたんですが、去年の4月に、本当に乗せていただくことになりました。
しんかい6500は母船に載せて潜水する予定の海域まで運びます。運用のために50人以上のスタッフが働く大プロジェクトですから、気安く「乗せてほしい」なんて言えるものではありません。本来なら研究者が乗り込むべきところを、僕のような写真家が乗り込んだのは今回が初めてでした。
── しんかい6500はどんな装備が付いているんですか?
船体の外側にはビデオカメラとスチールカメラ、それから照明が付いています。我々がテレビなどで見るのは、そのカメラで撮った映像です。さらに15cmくらいの小さな丸窓も3つあります。正面の窓は操縦士が見るため、右側の窓は副操縦士が見るため、そして左側の窓は研究者が見るためです。
内径わずか2mの球状の船内に3人が入りますから、足を伸ばすこともできません。船全体としてはバラストや浮きなどが付いているのでもっと大きいのですが、乗組員のスペースは本当に狭いです。潜水するときは母船から完全に切り離されるので、自分たちがどこにいるかはわからなくなります。それで副操縦士は常に母船と音波で通信するのですが、映像が10秒で1枚送れるくらいの通信です。
── 潜水するときは「沈んでいってる」という感覚はあるんですか?
まったくありません。水面上にいる間は波に揺られるのでわかりますが、その後はスーッと落ちていくので動いている感覚はありません。でも、窓の外を見ていると少しずつ暗くなっていって、水深100mで肉眼ではほんのうっすらとしか見えなくなります。最終的に水深1313mまで連れていってもらったんですが、下までは1時間もかかりませんでした。
どんどん深く潜っていき、水深200m以上の深海と呼ばれる場所に到達すると、照明に照らされた窓の外で、徐々にマリンスノーが増えていくのが見えました。これは真っ白でフワフワな指先くらいの綿のように見えるのですが、その正体はプランクトンの死骸や糞などです。それがぼたん雪のように深海に降り注ぎ、深海生物の貴重なエサになっています。その美しい光景には圧倒されるばかりでした。
TOKYO FMの「ピートのふしぎなガレージ」は、《サーフィン》《俳句》《ラジコン》《釣り》《バーベキュー》などなど、さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介している番組。案内役は、街のはずれの洋館に住む宇宙人(!)の博士。彼のガレージをたまたま訪れた今どきの若者・シンイチと、その飼い猫のピートを時空を超える「便利カー」に乗せて、専門家による最新情報や、歴史に残るシーンを紹介します。
※「ピートのふしぎなガレージ」では、毎週3名の方にホットサンドクッカーをプレゼント! 詳しくは番組サイトをご覧ください。
あなたの知的好奇心をくすぐる「ピートのふしぎなガレージ」。5月12日(土)の放送のテーマは「凧揚げ」。お聴き逃しなく!
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聴取期限 2018年5月13日(日)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ http://www.tfm.co.jp/timefree_pr/)
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<番組概要>
番組名:ピートのふしぎなガレージ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週土曜17:00〜17:50(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/garage
