学生の窓口編集部

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2月14日放送、「アレ誰が作ってるの?技ありギョーカイ神」(テレビ朝日)では、カラオケについて。カラオケは日本で大人気。利用者数は約4,700万人を突破している。その市場規模はおよそ6,000億円ともいわれている。カラオケの作り方を知るものは少ないとのことで、番組では愛知県名古屋市に調査に向かった。

JOYSOUNDを手掛ける株式会社エクシングでは、カラオケ業界はレコード会社の音源をそのまま使うことはないと語る。鈴木さんは耳コピの職人で、絶対音感を持っている。新曲を1から譜面に起こして音源をつくっているという。実際に耳コピ現場を見てみると、譜面を楽器の生音データにすることで、「神サウンド」と呼ばれるJOYSOUNDの音源が誕生する。清本さんはバックコーラスの達人。ガイドボーカルやバックコーラスだけでなく、掛け声などもすべてひとりで担当し、コツコツとした作業でカラオケの曲を作り上げている。

カラオケの人口は多いが、業界としては危機意識も持っている。ストレス発散の方法がいろいろあるようになり、会社の人間といけば気分が乗らなくても人の歌を聞いて盛り上げなければならない、手拍子や拍手が必要など、自分のペースを大切にしたい現代の若者に、カラオケという文化がマッチしないのではないかと業界の人は見ている。

また、CDの売上が落ちたもののフェスやライブの人気は上々で、ライブ感を楽しめるというのもカラオケ離れを起こすのではないかと見られている。そのため、業界では、シニア層の獲得などに力を入れている。午前中や平日には空室が多い。空室率を低下させないことがカラオケビジネスには重要だ。そのため、日中などに時間のあるシニアを取り込んで、来店しやすい雰囲気や操作し易い機器などを使ってカラオケを楽しんでもらおうと戦略を練っている。同様の理由で、主婦層もターゲットだ。中には保育士を置いたり、子供が遊べるエリアを室内に作ったりなどの小さい子供をもつ主婦に昼間使ってもらおうという取り組みなどが進んでいる。また、昼間のビジネスマンもターゲットだ。会議室として使ってみたいというニーズや、プレゼンの練習をしたい、wifiや電源を使いたいなどの要望を取り込んで、今、進化した簡易スタジオとしてのカラオケに進化している場合もある。