住友財閥の実質的な創業事業ともいえる別子銅山の周辺事業から派生して、国際的企業に発展した2社がある。ひとつが住友林業、もうひとつがマラリアの流行を食い止める蚊帳から、スマートフォンのディスプレイ素材、さらにはサウジアラビアの巨大石油化学コンビナートまで手がけている住友化学だ。公害を資源へと変えた創業の精神を受け継ぎ、社会課題を価値に変えてきた同社だが、近年は巨額赤字に沈むなど苦境にも直