木村拓哉さんと椿鬼奴さんの軽妙な掛け合いが印象に残るテレビCMで認知度が高まっている「i TamaHome(アイタマホーム)」は、住宅メーカーのタマホームが提案するホームオートメーションシステムを総称している。(写真はタマホーム システム部部長の賀来義明氏(左)と、設計部商品開発課課長の柳田英樹氏(右)、サーチナ撮影)

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 木村拓哉さんと椿鬼奴さんの軽妙な掛け合いが印象に残るテレビCMで認知度が高まっている「i TamaHome(アイタマホーム)」は、住宅メーカーのタマホームが提案するホームオートメーションシステムを総称している。その現状における到達点ともいえるモデルハウスが、2013年4月27日に東京・豊洲(スマートハウジング豊洲まちなみ公園内)にオープンする。「i TamaHome」の現状と今後の展望について、タマホーム システム部部長の賀来義明氏(写真左)と、設計部商品開発課課長の柳田英樹氏(写真右)に聞いた。

 今回、取材にうかがったのは、「i TamaHome」のコンセプトモデルで、開発基地となった新越谷展示場。木村拓哉さんと椿鬼奴さんが出演中のCMの撮影も新越谷展示場で行われたとのこと。

――「i TamaHome」とは?

柳田 スマートフォンの音声指示やタッチパネル操作によって、赤外線制御の住宅設備や電化製品を遠隔操作できるサービスです。たとえば、スマホに「明かりつけて」と指示することで、照明がつきます。同様に、カーテン、シャッター、サッシ、音響システムなどの住宅設備の操作ができます。また、テレビ、エアコン、ホームシアターなどの電化製品も操作することができます。

 また、スマホを家電のリモコンのように使って、タッチパネル操作でテレビのチャンネルや音量の変更、また、エアコンの冷暖房の切り替えなどができます。スマート家電が普及してきていますが、「i TamaHome」では、赤外線制御ができる機器であれば、家電メーカーを問わずにつなげることができます。(赤外線対応機器でもメーカーや製品の機種によっては操作できない場合があります。)

 さらに、住宅設備と家電の操作をさまざまに組合わせて動かすことができます。「おやすみ」と一言指示することだけで、テレビを消し、シャッターを閉め、照明を暗くすることなどができるのです。この照明についても、フットライトだけにするとか、一部の照明だけをつけるなど、柔軟に設定することができます。この汎用性の高さが特徴です。

――スマートフォンを使って家電等を操作するということについて、住宅メーカーの多くが取り組んでいると思うのですが、タマホームならではの強みや特徴は?

賀来 プログラムをクラウド上において、機器の操作制御についてインターネットを活用していることです。一般にホームオートメーションシステムというと、家屋にサーバーを置いて、そのサーバーを使って制御しているのですが、「i TamaHome」では、小さな通信機器を置くだけです。また、インターネットを活用することで住宅の外からも操作が可能です。これは、ソフトバンクテレコムの協力を得て開発しました。

 このことによって、運営コストが安くできました。導入の初期費用は3万1500円だけです。これに、毎月の使用料が315円で、ホームオートメーションシステムが利用できます。

 家電製品は、ほとんどが赤外線制御になっていますので、電化製品を買い換える必要もありません。住宅設備については、音響システム、調光システム、電動シャッター、電動カーテンなどを導入する標準プランをご用意いたしました。

 また、「i TamaHome」は新築物件のみならず、既存の家屋、また、マンションにも導入することができます。

――お客さまの反応は?

賀来 2013年4月1日に発売し、テレビCMの放映が始まってから、まだ、あまり日数が経過していないのですが、全国61カ所で展開しているモデルハウスからは、来場されたお客さまが、驚いたり、楽しんで操作されているという話が伝わってきています。5月6日までの期間で、「i TamaHome お試しキャンペーン」を展開中で、モデルハウスで「i TamaHome」を体験していただいたお客さまに先着2000組様にQUOカード1000円分をプレゼント、体験後アンケートにお答えいただいたお客様の中から抽選で5組に20万円分の旅行券をプレゼントしていますので、ぜひ、この機会に「i TamaHome」を体験していただきたいと思います。

 また、4月27日には、東京・江東区の「スマートハウジング豊洲まちなみ公園」で、現在までの開発の集大成となる国内62番目に「i TamaHome」が体験できるモデルハウスをオープンします。これまで、見たこともなかったと言っていただけるほど、驚きのモデルハウスになっています。テレビCMで流しているような、テレビがつく、照明が消えるなどという機能は、「i TamaHome」の序章に過ぎなかったのだということが分かっていただけると思いますので、そこからのお客さまの評価を楽しみにしています。

――今後の「i TamaHome」は?

柳田 お客さまの利便性、快適性を追求して、常にバージョンアップをしていきます。家電製品も、住宅設備も、次々と便利な製品が出てきますので、それらと連携を図りながら、新しい機能を付加していきたいと思っています。ゴールはありません。

 一方で、タマホームらしさとして、環境にやさしい住宅、ゼロエネルギーでも快適に過ごせる住宅を「i TamaHome」でも生かしたいと思っています。さまざまな住宅機器、家電とつながる「i TamaHome」だからこそ、これまでにできなかった組み合わせで、より快適な居住空間を提供することができます。

 「i TamaHome」は、ITを使ったデジタル住宅ではありません。単なる利便性を追求するということではなく、人と人とのつながりを大切にしているタマホームらしい住まい方の提案をしていくのだという思いで、今後も開発を進めていきます。。(編集担当:徳永浩)