ミノワマン登場、マハラジャMMAの幕開け
旗揚げイベントのボブ・サップ×ジェイムス・トンプソンの戦同様に、今回もトッド・ダフィー×ネイル・グローブのヘビー級戦がメインで組まれている。ただし、サップの試合がスポーテイメントでも、相当エンターテイメント寄りだったのに対し、この試合はスポーツ寄りのカードといえるだろう。
通な見方をすれば、ヘビー級はUFCが独走しつつあるなか、ベラトール経験者の能力がどの程度だったのかが分かる――そんなメインイベントでもある。
日本から出場するミノワマンも、エンターテインメントの部分で期待がされているが、全選手がSFLのテーマソングをBGMに入場するだけに、あの独特な入場をどれだけインドで再現できるか。試合では強豪アレキサンダー・シュレメンコを相手に、しっかりと勝ちに徹した試合を心掛けると思われるミノワマンだ。
海外招聘選手と、地元インド勢やスリランカ勢との力の差が明白ななか、オープニングマッチでも元UFCファイターのポール・ケリーが出場する。昨年2月のドナルド・セラーニ戦の敗北でリリースの憂き目にあったケリーだが、UFC戦績は5勝4敗と勝ち越しており、PRIDE大好きファイターらしく、常にバチバチの殴り合いを展開してきた。
19勝10敗1分、メジャー経験者にはことごとく苦杯を喫しているパット・ヒーリーを相手に、ケリーはSFLの好む「Knock Out !! Wonderful !!」的な試合を実践できるだろう。まだまだMMAはスタートを切ったばかりの新興経済大国インドでは、スポーツに費やされる殆どの資金がクリケットに流れている。
そんな状況で生まれたSFLには、玉石混交という言葉も当てはまらない。歴史の違いがレベルの差と比例しているSFL、独自色を打ち出しながら、ケン・パビアの手腕でかなり面白い存在=イベントになりそうだ。
[全対戦カード&詳細はコチラ]