2月のUFC JAPANでは王者フランク・エドガーに挑むことが決定しているベンソン・ヘンダーソン。2011年の活躍は目覚ましいものがあった

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明けましておめでとうございます。昨年、MMAPLANETでは名実ともに世界ナンバーワンの舞台に君臨するUFC、そのUFCの親会社ズッファによって買収されたStrikeforce、全米第2位のMMAプロモーションの地位を確立しつつあるBellator FCなど北米メジャーから、Tachi Palace FightsやRing of Combatなどの人材育成大会、そしてアジアや南米、欧州のMMAイベントを計81大会レポートしました。

今週は、そんなMMAイベントから、2011年のMVP、ニュータレント、ベストファイト、ベスト・サブミッション、ベスト・ノックアウト、そしてベスト・イベントなど、MMAPLANET Awardsを発表したいと思います。

まずはMVP選手10位〜7位までの発表となります。

■MVP部門:第10位 [詳細はコチラ]
ヘクター・ロンバード(豪州/BFC)

BFC世界ミドル級チャンピオン/2011年戦績4戦4勝0敗

「BFC世界ミドル級王者は、ベラトール以外でもオーストラリアで試合を重ね、2011年は4戦全勝。1分を挟み、24連勝中という脅威のレコードを重ねている。

対戦相手も超一流というわけではないが、実力者と称して良いファイターばかりと戦い、圧倒的な強さを見せている。11月のプラングレー戦では195ポンドとライトヘビー級との中間体重で戦い、TKO勝ち。次期挑戦者アレキサンダー・シュレメンコには失礼だが、どんどん強豪との対戦が見てみたい」

■MVP部門:第9位 [詳細はコチラ]
ドナルド・セラーニ(米国/UFC)

2011年戦績5戦4勝1敗

「ベンソン・ヘンダーソン、アンソニー・ペティス、ダニー・カスティーロらとともに、WECライト級勢の強さを示した。ポール・ケリー戦でファイト・オブ・ザ・ナイト、オリヴェイラ戦でノックアウト・オブ・ザ・ナイト、シバー戦でサブミッション・オブ・ザ・ナイト、敗れたがニック戦でもファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得している。

それだけ印象に残る一方的なファイトや、好勝負を繰り広げてきた、まさにMVP的なファイターだけに、ニック戦で勝利していれば、結果&内容とも満点の2011年となった。

そのニック戦では、足払いで強烈な印象を残しているが、セラーニの真骨頂はシバー戦やオリヴェイラ戦でみせたローの強さ。左右のローを使いこなす米国人MMAファイターは、まだあまりいない。欲をいえば、劣勢のときには好勝負でなく、勝負を優先してほしい」

■MVP部門:第8位 [詳細はコチラ]
ギルバート・メレンデス(米国/Strikeforce)

Strikeforce世界ライト級チャンピオン/2011年戦績2戦2勝0敗

「試合出場は4月の川尻達也戦と、12月のホルヘ・マスヴィダル戦に留まっていたが、存在感は抜群だったといえる。

川尻戦では、以前の自ら動いてプレッシャーを与えるのではなく、相手を動かしておいて、強烈なパンチで迎え撃つという進化したスタイルを見せた。

結果、対戦相手は打ち負ける覚悟で打ち合いに応じるか、あるいは前に出てこられなくなるという絶対的な強さを見せる。ちなみに川尻は前者で、後者はマスヴィダルということになる。

ズッファとSHOWTIMEの電撃的和解で、UFCへの早期移籍はなくなったが、ストライクフォースのライト級では敵なし。UFCからの刺客の登場をファンも本人も望む」

■MVP部門:第7位 [詳細はコチラ]
ベンソン・ヘンダーソン(米国/UFC)

2011年戦績3戦3勝0敗

「昨年末、最後のWEC大会でWEC世界ライト級王座を失ったが、UFCに戦いの場を転じて、4月のトロント大会から3連勝。地味強のマーク・ボチェック、UFC7連勝中だったジム・ミラー、そしてついにフランク・エドガーの持つUFC世界ライト級王座挑戦権がかかったクレイ・グイダ戦と、濃い内容の試合を制している。

特にミラーにテイクダウンで勝ち、グイダとは打撃で打ち負けなかった試合は秀逸。柔術の腕も確かで、特にサブミッションを極めさせない力という部分では、グレイシー柔術を感じさせる。また、11月のFOX大会からベンではなく、ベンソン・ヘンダーソンとコールされるようになった」