インタビュー:土岐麻子「自分がファンになれるような音楽を作りたい」
――今までの土岐さんのイメージにはあまり無かったような。
土岐:今まではどっちかというと「諦める」という。堂々と言うことでもないですけど(笑)。――いえ、そんなことは(笑)。ただ、あまりメッセージを前面に出すような印象ではなかったなと。
土岐:メッセージというより、ムードみたいなものだったかもしれないですね。今までは、諦めたような歌とか観念したみたいな歌ってあまり無いので、というような感じ。でも、そういうものが聴きたくて、割とそういうムードの曲を出してたんですけど、「諦めててもしょうがないな」という気持ちになって(笑)。――それは、割と最近の話ですか?
土岐:そうですね。本当にこの「TOUCH」を作る頃に、段々そんな気持ちになってきて。――2月19日に恵比寿リキッドルームでワンマンライブ「TOUCH Me」が控えていますが、終演後にはサイン会をされるとのことで。あまり、そういうキャラではないような印象だったんですけど(笑)。
土岐:(笑)。そうですか?でも、意外と今までもやってるんですよ。インディーズの時とか、ライブが終わってそのまま会場に出て行って、椅子に座ってサインを書いたり(笑)。あと握手会みたいなのも結構やってたんですけど、しばらくここ2年ぐらいやってなかったので、そろそろ。「TOUCH」というタイトルのアルバムを作ったし、「TOUCH Me」ということで、いいんじゃないかと。――音楽以外で、何か癒しを感じることはありますか?
土岐:外に出ることですかね。――普段は、あまり家の中にずっといるタイプではない?
土岐:いや、それが家の中にいるんですよね(笑)。放っておくと家の中にいてしまうので、ちょっと奮闘してじゃないですけど(笑)、「外に出てみよう!」って街に出ると、すごくリフレッシュできたりするので、人は定期的に活気がある場所に行くべきだと思いますね(笑)。昔から、そういう所に行きたいみたいですね。小さい頃とかに遠足で山に行ったりすると、本当に不安で不安でしょうがないんですよ。東京出身なんですけど、いわゆるゴミゴミした所で育っているので、綺麗な澄んだ空に山みたいな景色を見ると怖いんですよね。よく、大自然の中で育った人が東京に出て来てゴミゴミした所を見ると怖いって言うじゃないですか、それに似ているというか。自然の驚異みたいなことをほとんど経験しないで育ってきたので、自然がちょっと居心地の悪い感じがするんですよ(笑)。それで、その帰りに東京に戻ってきて、段々ゴミゴミしてくると、すごくワクワクする自分がいて(笑)。これはもうどうしようもない、故郷の感覚だと思うんですけど。多分、人がいっぱいいる所の方が好きなんですね。大学を決める時も色々見て、「ここは1番活気があるな」「人のエネルギーに溢れているな」という感じの所にしたし。人のエネルギーに慣れているので、そういう所で生活していきたいなと思ってるんですよね。
土岐麻子ワンマン・ライヴ「TOUCH Me」
会場:恵比寿リキッドルーム
日程:2月19日(木)
開場/開演:18:30/19:30
料金:4,500円(税込、ドリンク代別)
出演:土岐麻子(ヴォーカル)、奥田健介(ギター)、鹿島達也(ベース)、渡辺シュンスケ(キーボード)、坂田 学(ドラム)
チケット:PIA 0570-02-9999(Pコード 311-417)、LAWSON 0570-084-003(Lコード 79912)、e+
問い合わせ:HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999(月〜金16:00〜19:00)
※終演後に「TOUCH」発売記念特別サイン会を開催
・土岐麻子 - アーティスト情報
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