日本代表DF長友佑都(FC東京)が17日の練習後、報道陣の取材に応じ、16日の北中米ワールドカップ初戦でハットトリックを記録したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに言及した。

 メッシは16日のW杯グループリーグ初戦アルジェリア戦で前半17分に先制点を挙げると、後半15分と同25分にも加点。自身の代表200試合目をW杯で初のハットトリックで飾り、W杯通算得点記録で首位のミロスラフ・クローゼ氏に並ぶ16得点目を記録していた。

 1986年生まれで39歳の長友にとって、87年生まれのメッシは一つ年下のレジェンド。取材対応では「神様はもう神様だね。正直ちょっとビックリしました」と振り返り、「あれでハットトリックするかと。怖いですね」と苦笑いを浮かべた。

 長友は今大会、5大会連続出場を果たした選手にのみ与えられる「レガシーパッチ」をユニフォームの右肩に着けている。この栄誉は6大会連続のメッシ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、メキシコ代表GKギジェルモ・オチョア、5大会連続のクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの6人のみ。アジア人で唯一肩を並べる存在となっている。

長友佑都とリオネル・メッシのレガシーパッチ

 それでも長友は「嬉しいこと。光栄なことだけど、やっぱりピッチで貢献したい。その気持ちが強いですね」と喜びは控えめ。報道陣からは「自分も6大会目を?」と聞かれたが、「いやいやいやいや。とりあえずここに集中させてください」と答え、続く戦いに気を引き締めていた。

(取材・文 竹内達也)