財務省

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 財務省が17日発表した5月の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を引いた貿易収支は3786億円の赤字だった。

 4か月ぶりの貿易赤字だが、赤字幅は前年同月比で42・8%縮小した。中東の混乱で原油の輸入量が約6割減る一方、輸入コストは上昇している。

 輸出額は前年同月比17・0%増の9兆5115億円で、9か月連続で増加した。中国向けを中心に半導体などの電子部品が約6割伸びたほか、自動車も1割超増加した。

 輸入額は12・5%増の9兆8902億円で、4か月連続で増えた。半導体などの電子部品や通信機などが5割程度伸びた。

 原油の輸入量は57・3%減の473万キロ・リットルだった。輸入単価は円建てで1キロ・リットルあたり11万4076円と、前年同月から4万5832円値上がりし、過去最高を記録した。

 ホルムズ海峡の事実上の封鎖により、中東からの原油輸入量は61・9%減った。一方、代替調達先となる米国からの輸入は24・0%増えた。中東からの輸入では、ナフサなどの揮発油も90・0%の大幅減となった。