関大・米沢(左)、百合沢(右)と優勝の喜びをかみしめる山口高志氏(撮影・佐藤厚)

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 「全日本大学野球選手権・決勝、関大2−1慶大」(14日、神宮球場)

 関大が慶大に競り勝ち、山口高志(元阪急)を擁した1972年以来、54年ぶり3度目の優勝を果たした。今秋ドラフト候補の米沢友翔投手(4年・金沢)が先発し、5回2安打無失点と連日の好投でチームをけん引。3投手のリレーで逃げ切った。関西学生リーグのチームが優勝するのは98年大会の近大以来。最高殊勲選手賞は米沢、最優秀投手賞は慶大・渡辺和大投手(4年・高松商)が選ばれた。

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 母校の優勝に目を潤ませた。アドバイザリースタッフを務める元阪神投手コーチの山口さんは、球場で歓喜の瞬間を見届けた。「(相手が)どこであってもうれしさは変わらへんな」と後輩の活躍に優しく笑った。

 前回Vの72年。山口さんは剛速球エースとして慶大を完封し日本一に導いた。当時を振り返り「関東に負けたくない思いは強かった」と話し「4年の時に2回戦ったけど1点しか取られてない。向こうの方がリベンジなんちゃう」と笑いを誘った。応援風景は今も変わらないといい「応援団のおかげで学生が盛り上がってチームが打つ」とうなずいた。

 この日は「スタンドの周りがOBだらけやから楽しくてしょうがない」と“同窓会”も楽しんだ様子。選手らには「やっぱり優勝争い…連覇したいね」と秋への期待を口にした。