スイミング、塾、英語、サッカー… 子ども3人の習い事代が月10万円近いです。妻は必要な教育費と言いますが、他の家庭って教育費にどれくらいかけていますか?

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子どもの習い事は、将来のためになると思う一方で、毎月の支出が大きくなりやすい費目です。特に子どもが3人いる家庭では、スイミング、塾、英語、サッカーなどを組み合わせると、月10万円近くになるケースもあります。では、この金額は一般的に見て高いのでしょうか。   本記事では、子ども3人の習い事代が月10万円近い場合の考え方や、他の家庭が教育費にかけている金額の目安、家計に合わせた見直し方について解説します。

子ども3人の習い事代が月10万円は高い?

子ども3人で習い事代が月10万円の場合、1人あたりでは月約3万3000円です。習い事の内容によっては、決して珍しい金額ではありません。
例えば、スイミングが月8000円、英語が月1万円、サッカーが月7000円、塾が月1万5000円の場合は、これだけで1人あたり月4万円近くになります。子どもが3人とも同じように通えば、単純計算で月12万円近くになり、家計への負担は一気に大きくなります。
ただし、月10万円という金額が一般的にあり得るとしても、すべての家庭にとって無理のない金額とはかぎりません。月10万円を払っても貯蓄ができている家庭もあれば、毎月赤字になる家庭もあります。教育費は大切ですが、住宅費、食費、保険料、将来の学費準備を圧迫している場合は、見直しが必要です。

他の家庭は教育費にどれくらいかけている?

文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」によると、学校外活動費は公立小学校で年25万6489円、公立中学校で年35万6018円です。学校外活動費とは、塾や家庭教師、スポーツ、音楽、英会話など、学校以外でかかる学習や活動の費用を指します。月額にすると、公立小学校は約2万1000円、公立中学校は約3万円です。
この数字と比べると、子ども3人で月10万円は平均よりやや高めと考えられます。単純に3人分で見ると、公立小学生なら月約6万3000円、公立中学生なら月約9万円が一つの目安です。
ただし、平均はあくまで参考です。中学受験を予定している家庭や、競技スポーツに力を入れている家庭では、平均を大きく上回ることもあります。そのため、平均額と比べて高いか安いかだけで判断するのではなく、その支出に納得できる理由があるかを確認することが大切です。

習い事代を見直すなら「やめる」より「優先順位を決める」

習い事代が負担に感じると、すぐに「減らす」「やめる」という話になりがちです。しかし、子どもが楽しく続けているものを急にやめさせると、本人の意欲を下げてしまう可能性があります。そのため、費用だけを見て判断するのではなく、それぞれの習い事が子どもにとってどのような意味を持っているのかを確認することが大切です。
まずは、習い事ごとに目的を整理しましょう。塾は成績向上のためなのか、英語は将来の選択肢を広げるためなのか、スイミングやサッカーは体力づくりや友人関係のためなのかを確認します。そのうえで、子ども本人が前向きに通っているか、成果や成長を感じられるかも見ていきましょう。
また、月謝だけでなく、送迎費、教材費、ユニフォーム代、試合や発表会の費用も含めて考えることが大切です。月謝は安く感じても、年間で見ると大きな負担になる場合があります。家族で話し合うときは、「どれをやめるか」ではなく、「今いちばん大事にしたいものは何か」という聞き方にすると、前向きに整理しやすくなるでしょう。

子ども3人の習い事代が負担なら、教育費と家計のバランスを確認しよう

子ども3人の習い事代が月10万円近い場合、平均と比べると高めではあります。ただし、家庭の収入や教育方針によって、無理なく払えるかどうかは変わります。月10万円の習い事代を続けるかどうかを考える際は、必要な教育費として納得できる支出になっているか、将来の学費準備を妨げていないかを確認することが大切です。
教育費は、子どもの可能性を広げるために必要な費用です。一方で、家計が苦しくなるほど続けると、親の不安が大きくなり、子どもの学びを安心して続けさせることが難しくなります。
月10万円が重いと感じるなら、習い事ごとの目的と年間費用を書き出し、優先順位を家族で話し合うことが大切です。無理のない形に整えながら、子どもの成長と家計の安心を両立できる教育費のかけ方を考えていきましょう。
 

出典

文部科学省 令和5年度子供の学習費調査 調査結果の概要
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー