田ノ浦ビーチに「シュモクザメ」“ハンマーヘッドシャーク”目撃 大分市が注意呼びかけ、マリンスポーツ当面禁止に
大分市の田ノ浦ビーチで18日正午ごろ、清掃作業員が海水浴エリアにサメがいるのを見つけました。市はマリンスポーツを当面の間禁止し、海に近づかないよう注意を呼びかけています。
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見つかったのは、体長およそ1メートルのシュモクザメ1匹です。
(八尋真梨絵記者)「海水浴場として親しまれているこちらの海でサメが出現しました。看板で付近に近づかないよう呼びかけています」
インストラクターの堤崇亘さんは18日、ダイビング中に目撃。田ノ浦ビーチで8年間、海中を案内していますがこの場所では1度も目撃したことがないと話します。
(大分ダイビングサービスSEDNA・堤崇亘代表)「正直驚いた。近いときは4、5メートル先を泳いでいた。ダイバーからすると魅力的な生き物なので見れることはうれしいですけど、サメっていうと怖いイメージがあると思うのでパニックになって事故になったら怖い」
襲うのは極めてまれな種類だが 専門家「ガブっとやられる」
突然、ビーチで姿を見せたサメについて専門家に話を聞くとー
(うみたまご魚類グループ学芸員・鳥越善太郎さん)「メジロザメの仲間ですから襲う可能性はありますが極めてまれ。今回の個体はエサを追って来たと思う。出られなくなって回っているような感じ」
水族館「うみたまご」によりますと今回のサメは生後2か月程度の個体とみられています。シュモクザメはエビやカニ、魚などを食べるサメで、成魚になると3メートル近くまで成長。「ハンマーヘッドシャーク」とも呼ばれ、ハンマー(金槌)のようなT字型の頭部が最大の特徴です。
(うみたまご魚類グループ学芸員鳥越善太郎さん)「サメはエラ蓋が曲がってこっちを向いたときに不意打ちでガブっとやられる。不用意に近づかないことと捕まえようとしないでください」
海水温の上昇などにより近年、豊後水道沿岸では沖合でサメの目撃が増えています。しかし、田ノ浦ビーチの海水浴エリアでシュモクザメが目撃されたのは初めてです。
大分市は18日から当面の間、マリンスポーツを禁止しており、海辺に近づかないよう注意を呼びかけています。
