40代、この10年で「やめてよかった」3つの片付け。収納名人の真似ではなく、自分に優しい暮らしに
すき間収納や専用ケースなど、世の中にあふれる片付けのコツ。一時的にはきれいになっても、続けるのが困難なことも。「世の中の片付けの常識が必ずしも自分を幸せにするわけではないと気づきました」というのは、ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーなど、整理収納に関する資格をもつESSEベストフレンズ101メンバー・名倉永利子さん。以前は片付けの常識を取り入れようと必死だったといいますが、そこから10年をかけてやめて本当によかったと感じた3つの片付けメソッドについて語ります。

高い場所の収納はやめた。取りづらさがストレスに

最初に整理収納の資格を取ったのは、「ESSEonline」ができた頃、ちょうど10年ほど前です。その頃は、家じゅうのあいたスペースを収納で埋めるのが正解だと思っていました。
しかし、身長152cmの私にとって、洗濯機上のスペースなど、腕が届かない高い場所まで収納にするのが次第にストレスに。そこで、届かない場所まで使わなくていいと割りきることにしました。
洗濯機上は飾り棚にして、今まで洗濯機上にしまっていた洗剤類は、洗面台下の引き出しへ移動。結果、脚立がなくても必要なものが出し入れできるようになり、ストレスが激減しました。
最初に収納用品を買ってから片付けるのをやめた

かつての私は、片づけよう! と思い立つと、真っ先に100円ショップへ走り、収納グッズを買い込んでいました。結果、いちばん余ったのは使いみちのない収納グッズという、本末転倒な状態に。
そこで、物の整理(いるかいらないかを分ける)を終えてから、最後に収納を決めるという順番に変えました。
まずは、どうやって片付けたいかを紙に書き出します。

次に、収納場所を決めて計測。

収納用品をそろえるのは最後です。
その結果、ムダな買い物がなくなり家計も助かりました。この順番が、わが家の場合は最適解。収納グッズが余ることなく片づいたので、正解だと実感しました。
専用ケースなど、収納名人の真似はやめた

テレビやSNSで紹介される便利グッズや最新の収納術。以前は、専用ケースなど優秀な便利グッズや収納テクニックさえあれば片づけられると思い込んでいました。でも、それらをいくら真似しても片づきませんでした。または、片付いても続きませんでした。
そこで、どんなものを、どこで使い、なににしまうのか? というわが家の生活動線と目的に合う収納を選ぶようにしたところ、きれいな部屋をキープできています。
だれかの正解は、自分の正解ではありません。その結果、だれかの正解ではなくわが家の正解が見つかり、片づけに追われる感覚から解放されました。
